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EP51 学校でできるコロナ支援
このnoteは2021年6月24日に収録した音声を文字起こししたものです。
こんにちは。ニューヨークライフバランス研究所の松村亜里です。幸せに生きることを科学的に研究するポジティブ心理学や、ウェルビーイングをお伝えしています。今日は学校でできるメンタルヘルスサポートということでお伝えします。
コロナで思春期の大変さ
今日は子どもたちの学校の水圧が低いということで、授業がオンラインになって困りましたが、自分の部屋で真面目に勉強していました。お昼は娘が好きなたらこスパゲティを作り私は録画撮ったりして、午後息子は最後の殺陣(たて)のクラスに、娘は最後のボイスレッスンのクラスに行きました。もう今週で今学期が終わるのですよね。
昨日の音声で、仲の良かった友達でずっと会っていなかった友達が来てくれて、心置きなく楽しめたと話をしたのですけど、彼女が話したことで面白いことがあったので紹介しますね。まず来た時に「コロナどうだった?」と聞いたら「まあまあ」とか「うん、大丈夫だったよ」と言っていたのですが、私は「うちはすごく大変だったんだよね」「息子も娘もちょっと調子悪くなっちゃってね」という話をしました。
そしたら、自己開示したらあちらもしてくれたのかなと思うのですが、最初は調子良かったと言っていたのですが、やっぱりうちの娘と同じ歳のお姉ちゃんは、ちょっと大変だったみたいです。一番仲の良かった大親友が、コロナについてどう思うかが全然違っていたそうで、コロナの時期の大変なことの一つに、誰を誘ったらいいのかなとかそういうこともありますよね。
その大親友、私達も知っている子なのですが A ちゃんの親が、すごくすごくコロナを怖がっていた人達で、大親友だったのにこの一年半の間に2回しか会えなくて、会った時もマスクをして遠くに離れていなきゃいけなくて、で親が見ているみたいな感じで辛かったみたいです。
コロナの最後の方になって、彼女が人とつながらなくてもう寂しくて、ちょっと鬱っぽくなってしまったそうです。お母さんが「あなたは A ちゃん以外の友達作ってもいいんだよ」と言って、学校が始まって、そして今は結構友達もいて仲良くやっていて、そしたら元気に明るくなってきたという話をしていました。
うちの子達もちょっと大変だったのですが、本当にアメリカでは特に思春期の子ども達は結構大変だったみたいですね。あと今日、最後の殺陣のクラスにも行ったのですけど、陸上している間は休んでい他のですが、今日は最後なので行って、「息子はちょっと大変だったのですよね」と話したら、その殺陣の先生も「いっぱいそういう子がいて、個人レッスンに来たりしていた」と言っていました。
後は色んな症状が出たり、以前、多様性という名の優しさっていうところで紹介した、ホタテ君ですよね。ホタテ君を昔から知っているお友達のお母さんと話したら、汚言症は最近始まったのらしいんです。昔からちょっと寡黙な子で、もしかしたらちょっと発達障害が入っているかもしれないですけど、息子のお友達が、ホタテ君と幼稚園か小学一年生の時にプレイデートしたら、その時は全く喋らなかったから、無音の誰もしゃべらないプレイデートだったと言っていました。
でもその後も普通に仲良くしてね、今でも仲が良いってすごくいいですよね。でもその彼もやっぱりコロナの間にどんどん酷くなって、トゥレット症候群、汚言症になったりしたのです。
私も子ども達のお医者さんと話ししたら、お医者さんの娘さんも13歳で鬱になったと言っていました。後は今、カウンセリングとかもいっぱいでなかなか見つからないとか、そういう時ですよね。
気持ちのスクリーニングの大切さ
そんな時に、あんまり影響されなかった人もいるし、凄く影響された人もいっぱいいるのだと思うのですけど、私もなんか大丈夫かなって思ってたっていたところがありますよね。仕事を忙しくして、ちゃんと見てあげられてなかったのがあって反省しているのですけど、子どもたちが以前通っていたママロネックの学校がすごくいいことをしていたのですよ。
毎日「今日の気持ちはどれですか?」と生徒に聞いて、いろんな顔の中から選ばせるんです。イラストで怒っている顔、悲しい顔とか、嬉しい顔、この悲しさとかもレベルがあって「今日はどんな気持ちですか?」と聞かれて毎日チェックするんですって。その下に Do you need help? 「あなたは支援が必要ですか?」という欄があって、それをチェックした人には必ずカウンセラーが会いに行くのだそうです。
チェックしてなくても、一応ここら辺まで落ち込んでいるとかのレベルがあって、ちゃんとカウンセラーなどが毎日チェックして見ていると言っていました。
「それすごくいいいね、いい学校だね」と話しました。うちの息子が、2月に調子悪くなった時に、私の学校の先生が休ませてくれました。一学期は、成績を付けないようにしてくれたのですが、「えぇ、学校大丈夫だったの?」と聞かれて。「うん、大丈夫だったよ」「そっとしてくれたよ」「たくさんそういう人がいるって言っていたし」と話したら、彼女も「それはすごくいい学校だね」と言っていました。
これ、スクリーニングと言います。ひどくなる前に気づけてできることもありますし、顔のイラストみたいに書いてあって分かりやすいですし、なんかすごくいいなと思いました。
それではニューヨークから松村亜里でした。良い1日をお過ごしください。
今日のおまけ
幸せに生きることを研究するウェルビーイングやポジティブ心理学を、自分のお仕事に入れている人達が80名くらい参加しているAri's Academia for Professionals というオンラインサロンが今日の午前中ありました。
社会を良くしたい人がそんなに集まると、本当にいつもお会いするたびに幸せな気持ちになるのですが、今日はそういう方たちがもっとなんというのかな、つい自己犠牲になっちゃいますよね、社会を良くした人達というのは。
だから先生やお医者さんも鬱が多いのですが、そういう社会を良くしたいと思って頑張っている人達が、特に幸せになってほしいなと思い今日はストックビジネスのお話をしました。
この秋から講座がスタートする、ポジティブ心理学をご自身の専門分野に導入し、組織や個人のウェルビーイングを高める介入を行う方法を学ぶ「ポジティブ心理学コンサルタント®️養成講座」の受講生も現在募集中です。
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