食べてくれな~い(わたしが、気がついたこと、やってみたこと)
見て下さってありがとうございます。
整体・栄養学・食養生、東洋医学などから、
”明日が安心してむかえられる世界”づくり
を目指している、 ふじゆかです。
いつもより、細か~く刻んで気合いをいれてご飯を作りました。今日こそは食べてくれるかなって思ったけれど、まだ、ひとくちも食べていないのに、ものすごい勢いで拒否!拒否した手ではじかれて、なんともキレイに舞う努力の結晶のごはん達。。。
ママは、完全にエネルギーを使い果たしたので、しばらく電源をoffにさせてください。。。
みなさんもこんな事ありますでしょうか。
我が家には、食物アレルギーのアナフィラキシーショックを起こし、2度救急車のお世話になった6歳(年長児)の弟くんがいます。
彼は、年長さんになってやっとひとりで幼稚園にいられるようになった繊細くん。
食べることが、大大大好きですが、鋭く、優秀なセンサーの持ち主です。
少しでも、センサーが反応したものは、絶対に食べません。「栄養大丈夫かな?」と不安になったわたしは、「がんばろう」って何度も彼に話して、ほんの少し彼の苦手なものを食べさせたことがあります。すぐに、本当に苦しそうに吐きました。(あの時は本当にごめんね。)
そんな、優秀なセンサーを持った弟くんが、食べてくれることもあった方法はこちらです。
タッパー方式
① ちいさいタッパーをいくつか用意します。
② そのタッパーに少しずつ違った食べ物をいれ電車みたいに並べます。
③ ひとつのタッパーをクリアしたら、次のタッパーにチャレンジしていきながら食べていきます。
ポイント
苦手な物のあとには好きな物。そして最後は、大好物を用意します。
工夫しても食べられないときは…
あっさり食べさせるのをやめます。
なぜなら、食べないのは、わがままではなく、
食べられない理由があると思うからです。
なぜ食べられないか考えてみますと。
① 感覚が敏感な子
サクサクした食感の衣が、口の中を針で刺されているように感じられ、「痛くて食べられない」とか、いちごのぶつぶつが、「恐怖を感じる」とか。
特に、舌ざわりや歯ざわり、の感覚が過剰になってしまっている子もいます。
いちごの写真を拡大して巨大化して見てみました。結構つぶつぶが怖かったです。敏感な子は、モノを見るときに全体より細部に目がいってしまうので、怖さを感じやすいのです。
② 噛むことが苦手な子
噛むことがよくわからなかったり、噛むことが苦手な子もいたりします。
③ 飲みこむことがスムーズにいかない子
食べ物を飲みこむときに、皮ふを押されているような感覚になって苦しさを感じてしまう子もいます。
「ママもしんどかったけれど、あなたもずいぶんがんばっているんだね。」って思わず弟くんを抱きしめてしまいました。
よかったら、どんな理由で食べられないのか、お子さんを観察してみたり、お子さんに聞いてみてください。
「わかってもらえた」で、こどもの心が動き、行動が前向きになります。
「触られても大丈夫」な場所を広げていく。
食べる事も触られることも、大きくわけると体の触覚です。
触られるが慣れていくと、食べられないが、食べられるに変わっていきます。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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