パートナーシップと脳のしくみPart2
『ネガティブ感情が発生する脳のメカニズム』
みなさん、こんにちは。
『良好なパートナーシップを実現する専門家』
森本佳和です。
今回はネガティブ感情が発生する一連の流れを
脳のしくみをまじえて優しくお伝えしたいと
思います。
私たちは日々、いろいろな出来事に出会いながら
その都度、いろいろな感情を出して
生きていると思います。
では、どのようにして感情が
生まれてきているのでしょうか。
[感情が発生する脳のメカニズム]
①出来事に遭遇して、それを情報として五感でキャッチ
②この情報と脳に記憶されている情報を照合
・過去の記憶(側頭葉)と照合して、
同じまたは似た出来事はなかったか、
情報を探しに行く
③自分にとってその情報は”快or不快”を決定する
・ビリーフシステム(前頭前野)で入ってきた情報を
評価をする
④感情を発生する
脳は出来事に対して
常に”快・不快”を決めています。
ここで重要なのがビリーフシステムです。
では、ビリーフシステムとは何か簡単に
説明しますね。
大きく分けて二つの種類に分かれます。
◎行動基準(〜すべきだ、〜してはいけない)
・挨拶は大きい声でするべきだ!
・約束は絶対に守らないといけない
◎自己認識(自分はこう言う人だと捉えている
認識パターン)
・私は嫌われ者だ!
・困ったら、誰かが手を差し伸べてくれる
分りやすく、私の事例でお話をしますね。
例えば、休日に妻から私が
「1 階にあるお米 10kg を 2 階のキッチンに
運んで欲しい」と
頼まれたとします。
①出来事(情報)脳が五感でキャッチ
”妻よりお米を運んで欲しいと家事を頼まれた”
②脳が過去の情報を照合
過去にも頼まれた情報がないかを探す
→”あり”と見つける
*”なし”でも、似たような出来事を
脳は結びつけます
③自分にとって”快or不快”決定
『家事は奥さんがやるべきでしょ』
↑私のブリーフシステム
④感情発生する
“イラッ”の感情を出す!
このように感情を左右するのは
私たちの脳にあるビリーフシステムです。
これは何かというと固定観念です。
(幼少期からの親のしつけ、学校教育、
自分が傷ついた体験などで出来ています)
つまり、固定観念にある
自分の理想像と現実の間に
何らかのギャップが生じたときに
ネガティブな感情が発生すると言うことです。
ですから、このネガティブ感情を減らすには
固定観念を書き換えることが出来れば良いのです。
これについては別のところで書いておりますので
参考にしていただければ、うれしいです。
『自分の感情をコントロールして、
良好なパートナーシップを実現する』
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