②怒りの感情は2次的感情です!
みなさん、こんにちは。
『自分の感情をコントロールする専門家』
森本佳和です。
前回は夫婦関係においては、怒りはあまり必要ないと
話しましたが、あらためてもう一度
怒りについて考えてみたいと思います。
まずは感情について考えてみましょう。
人間の基本感情の一つは防衛感情なのです。
人間もライオン、シマウマと同じ動物です。
目の前に敵があらわれると、咄嗟にふたつの行動をします。
・戦う
・逃げる
つまり、何か危険から自分の身を守るために、
身体が次の行動を起こす準備にはいる訳です。
それが身体反応として起こるのが、怒りです。
・自分が「侵害された」「攻撃された」と感じた時
・自分の「立場」「信念」「考え方」「ポリシー」が侵害された時
このような時に怒りを感じます。
つまり、身を守るための感情と言う重要な役割・機能を
怒りは持っています。
実は怒りとは、2次的感情と言われています。
他の感情が溜まった時や、他の感情をごまかす為に
使い回されてしまう感情なのです。
氷山で例えて言いますと、海面下の深いところに
本当の自分のネガティブ感情(不安・辛い・苦しい・
痛い・嫌だ・疲れた・寂しい・むなしい・悲しい)が
潜んでいて、それが怒りとなって、
表情や態度であらわれただけなのです。
この場合、
奥さんは怒りを爆発して真剣さを伝えることは良いと思います。
しかし、そこで終わらず
その怒りという氷山の海面下”1次的感情[不安]”を
自分で見つけて
「実は不安だったの」と優しく伝えれば
旦那さんも納得して素直に
「ごめんね」とあやまると思います。
当然、連絡しなかった旦那さんは猛反省ですが。笑
結論、怒りが爆発してしまったら、
即、1次的感情は何?と客観視できる自分になりましょう。
これも出来ないではなく、トレーニングですからね。
最高の夫婦関係を築きましょうね!!!
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