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擬態
今日、noteを開いたときに最初に「私の勝負曲」というお題が目にとまりました。
私はいつも音楽に元気づけられています。私自身声が低く音域も狭くうたうことは大の苦手です。
でも、辛いとき、悔しいときなどに音楽を涙が出てきてデトックスできたり、「さあやるぞ」というときにもアドレナリンを出すためにも音楽はいつもそばにあります。
その中でもかなり好きな曲はミスチルさんの「擬態」です。『SENSE』のアルバムの2曲目でとてもポップな曲ですが、歌詞がとても深いです。
ミスチルさんの音楽は歌詞の心理描写がすごいと思います。
私たちは社会で生きていくために本当の自分を隠して、いや、擬態して生きていかないとその場にいられないときがあります。私自身がそうです。この場では馴染めるように自分をその場に合うように擬態させます。また違う場所にいったらその場に合うように擬態させてその場を過ごします。
今の子どもたちを見ていてもそうです。本当に自分のしたいことができずに親の前では擬態しているような気がするのです。親を説得させるために頑張って勉強したり、親に怒られないように気を使ってしまったり、親の子ども像に擬態しているのではないかな。。。と思うところもあります。
だからこの歌詞を聞いていると”必然を偶然をすべて自分のもんにできたなら現在を越えていけるのに”とか”デマカセを真実をすべて自分のもんにできたならもっと綺麗でいれるのに”などすべてを受け入れられたら生きやすいというに私には感じられます。
ありのままの自分で擬態しないで生きていけたら幸せかな。。
そして一番大好きなフレーズは
”富を得た者はそうでないものより満たされてるって思ってるの?障害をもつものはそうでない者より不自由だって誰が決めんの?目じゃないもの耳じゃないどこかを使って見聞きをしなければ見落としてしまう”という歌詞です。
お金がある人が本当に幸せかな。
障害がある人が不自由なのかな。って考えたとき
目で見えているものや耳から入ってくる情報は真実ではないかもしれない。擬態するしかない、悲しい現実だったりするけど、入ってきた情報を鵜呑みにしないほうが良いときもあると教えてくれている気がします。
でも擬態するしかない現状を受容することも大事だし、ポップな感じのメロディーが希望を感じられる曲なので、歌詞をかみしめてよく聞いています。
音楽の受け取りかたはひとそれぞれです。
一度聞いてみてください。