【社員インタビュー】ワークライフバランスを求めて投資銀行からNYCに転職。趣味を謳歌しつつ新しいことにもチャレンジ。(シニアアソシエイト:梅本弘祐)
こんにちは、NYC採用担当です!今回は、入社して6カ月の梅本弘祐さんに、インタビューを行いました。投資銀行から投資会社であるNYCに転職された背景や、入社後の業務、NYCについて感じていることを伺いました!
投資銀行などプロフェッショナルファームに勤務されながら、「働き方やワークライフバランスに疑問を感じている」「先々のキャリアを考えた時に転職を視野に入れた方がいいのか悩んでいる」というお悩みがある方にとって、お役に立てる内容となっております。ぜひ最後までご覧くださいませ。
ワークライフバランスと仕事の楽しさを得るために、投資銀行からNYCヘ
――そもそも、新卒でSMBC日興証券の投資銀行部門にご入社された理由は何だったのでしょう?
私は京都大学の経済学部出身で、体育会柔道部に所属していました。ある時、学部の就職実績で投資銀行という存在を知り、激務・高収入・M&Aという要素が刺激的で面白そうと思ったのが興味を持ったきっかけです。
私自身、新卒就活の時点では中長期的なキャリアビジョンがあったわけではなかったため、数年勤めて転職する前提でファーストキャリアを選ぶことにしました。そこで、非常に高い要求水準が求められる激しい業界であり、汎用的な財務スキルを身に着けられる投資銀行であれば、転職でも苦労しないと考えました。
また、投資銀行は第三者として様々な業界の実情を覗き見ることができるため、転職先をぼんやりと考えていくきっかけにもなるのではないかと思っていました。
――日興証券では実際にどのような業務を担当されていたのですか?
最初の配属では主に金融機関向けの案件獲得営業(FIGのカバレッジ)に従事していましたが、ちょうど1年経過したタイミングで希望してM&Aアドバイザリーに異動しました。
そこから3年間、M&Aアドバイザリーでは金融機関やコンシューマーセクターのM&Aのエグゼキューションを担当していました。
――そうした中で、なぜご転職を考えられたのでしょうか。
元々修行感覚で入社していたので既定路線ではあり、先輩や同期が次々と転職していく中で、何となく次は自分だと思っていました。また、ちょうど結婚をして30歳も近くなってきたということで、そろそろ健康や家族のことも考えたいということもありました。
かなりハードな業界ではあるため、徐々に仕事を楽しむ感覚がなくなっていってしまい、仕事が楽しくないのは働くうえで不健全だと感じていました。次の転職先は楽しいと思える仕事をしたいと思っていましたが、当時は仕事を楽しむという感覚が無くなっていたので、一度リフレッシュするため一旦退職することにしました。
――その後NYCに出会ったきっかけを教えてください。
本格的に転職活動を始めるのはもう少し後の予定でしたが、エージェントからは何社かの求人票を見せていただいていました。そこで偶然紹介されたのがNYCでした。
NYCの求人票を見たときに、「こんな会社があるんだ」というのが率直な感想でした。自身のM&Aの経験が活きる投資会社でありながら、ワークライフバランスを維持できるというのはとても魅力的だと思いました。
後日NYCメンバーの話を聞いてみて、事前に聞いていた通りワークライフバランス確保は固いこと、大手ファンドにありがちな機能的な分業体制がなく自分のやりたいことが幅広くできることが分かりました。また、スモールキャップ・ファンドに散見されるような株式の短期売却はせず、株式の中長期的な保有を通じたバリューアップを重視している点にもポジティブな印象を受けました。
――スタートアップに入社することに不安はありませんでしたか?
私が入社を考えたのはNYC創業2年目というタイミングで、もしかしたら近い将来に会社がなくなっているかもしれないという漠然とした不安も少しはありました。しかし、NYCがなくなっても自身の経験をもとにまた転職活動をすればいいと思っていたので、正直なくなっても大きな問題にはならないと思っていました(笑)
とはいえ、実績も重なってきていて順調といえる状態にあるので、すぐになくなるということはまったく考えにくいです。今後イグジットしてリターンを創出していくことができれば、さらに安定性は高まっていくと思います。
入社してからは、趣味と両立しつつ新しいことにもチャレンジ
――実際に入社されてみてギャップなどはありましたか?
ギャップはほとんどありませんでした。聞いていた通り、やりたいことは何でもチャレンジできる環境です。あえてギャップを挙げるとすれば、いわゆる投資会社というとお堅い印象がありましたが、会社の雰囲気や業務フローが想像よりもソフトだったということです。休憩時間や終業後にはテレビゲームをみんなで楽しむこともあります。
――ハードだった投資銀行時代と比べて働き方どのように変化しましたか?
投資銀行に勤めていたころは仕事が中心の生活だったため、自分の生活にプライベートのルーティーンを作ることはなかなか難しかったですが、今は週6回の頻度で趣味の総合格闘技を楽しみ、家族との時間も過ごすことができています。
――大変なことはありませんでしたか?
新しいこともやりたいと思ってNYCに入社しましたが、元々そんなに身軽に物事にチャレンジすることが得意なタイプではないので、新しいメンバーと新しいことをやるというのは想像以上に大変でした。
例えば、バリューアップに関して未経験で見識も浅い中、投資先の人材採用やマーケティングなどを社内外の様々なステークホルダーを巻き込みながら手探りで進めていくのは骨の折れる仕事です。とはいえ、当事者として手触り感をもってビジネスを改革していくというのは投資銀行では出来なかったことなので、新鮮さと大きなやりがいを感じています。
また、投資銀行業務では飽くまでFAの立場で企業と接するため、顧客側担当者は財務部長や社長などエグゼクティブ層であり、その他の従業員とも距離があったため、あまり手触り感がありませんでした。一方で、現在は投資先の従業員と一緒に事業を進めていくので、とても手触り感があります。
――NYCで働いてみて良かったことは何でしょう?
一番はやはり趣味の総合格闘技との両立ができていることです。社員同士でも趣味や家族と過ごす時間などプライベートの時間はなるべく確保できるようにしようという雰囲気があります。
業務的な部分では、興味があったバイサイドに転じることができたのはやはりうれしいですね。さらに、分業体制がなく未経験でもチャレンジさせるというカルチャーが浸透していて、社内で積める経験に制限がないというのはいいなと思っています。
――今の梅本さんのNYCの役割を担われているのでしょうか?
タイトルはシニアアソシエイトでジュニアポジションではありますが、エグゼキューションの取り回し全般は任せていただいています。ディールヘッドのような形で、決裁以外はほとんどすべて行っています。
一方、未だにバリューアップの経験は浅いため、シニアメンバーと一緒に協働しながらワークしています。
これまでのキャリアを活かし、仕事を楽しみつつ投資実績を積み重ねていきたい
――これまでのキャリアが活かされているという実感はありますか?
はい、やはり投資銀行でのM&Aのエグゼキューション経験はかなり活きているなと感じています。投資銀行時代と比べて案件規模は小さくなったものの、M&Aのエグゼキューションの大枠の流れは変わらないので、経験を活かしながら日々業務に取り組んでいます。
投資銀行からNYCへの転職を考えられている方は、特にM&Aにおける財務モデリングや契約交渉の経験が豊富にあれば、さらに活躍の幅が広がるのではないでしょうか。
――今後NYCで実現したいことはありますか?
マインド的な観点では、引き続き仕事を楽しみたいです。前職ではなかなか難しい部分もありましたが、NYCでは新しいことへのチャレンジを楽しんでいきたいなと思っています。
また、業務的な観点では投資先のバリューアップ、その後のイグジットを実現したいです。イグジットまで完了してようやく投資成功といえるので、まずは1件のイグジット実績を出したいです。もちろん、新規投資も10件20件と数を積み重ねていきたいですね。
――NYCへの応募を検討されている方へのメッセージをお願いします!
NYCはスタートアップでありながら投資会社という、転職市場ではかなりポピュラーな属性を持っていると思います。また、一般的なファンドの場合は、コンサルや投資銀行等のバックグラウンドが求められることが多いですが、NYCの場合は事業会社出身者も積極的に採用していることから、比較的門戸の広い会社だと思いますので、迷っている方はとりあえず応募してみるといいと思います!
NYCでは、これまでの経験が活きる業務に携わりながら、一方で全くの未経験業務へチャレンジする機会も多くあります。仕事とプライベートの両立も十分可能なので、柔軟な働き方を望む方には最適な会社なのではないでしょうか。
梅本さんの業務に一日密着しました!リアルな仕事のやり取りもご覧いただけますので、併せてご覧ください。
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