車掌「次の駅でキャラ路線をお乗り換えになれます」

「え〜、いつも対面キャラ路線を〜ご利用、ありがとうございま〜す。次の駅で〜キャラ路線の〜お乗り換えになれます」
　そうなのか、では次からキャラ路線変更しよう！思い立って乗っていた対面キャラ電車を降り、向かいのホームに到着していた別キャラ路線に乗車した。
　これからこのキャラ路線で行きますんでっ☆よろしくなのです♪

　こんな風に簡単なキャラ路線の変更が出来たら世の多くは苦労しないでしょうね。

　私のいま思っているキャラ路線、というのは文体と作風についてが主です。決して毎日無理して別のキャラクターを演じているわけではありませんのでご心配(？)なく(苦笑)むしろもうすこしTPOをわきまえたテンションになりたいと思うことがあるくらいです(笑)

　文体や作風については、筆名で使い分けている、と以前お話ししましたが、こうしたエッセイなどを書いている時「いつも硬め、真面目な感じの投稿が多いけれど、もっとユーモアとアイロニーたっぷりのエッセイ書いても面白いのでは？」と思うのです。しかしながら、まともな(だと思っている)文章を投稿してきたので、急にタッチというのか作風が変わったものを投稿すると「この人精神的になんかあったのかな？」などと思われそうで(苦笑)
　そんなときに、「キャラ路線乗り換えました！」とか「今日はこちらのキャラ駅にいまーす」のようなニュアンスで作者も読者も理解しあえたら(察しあえたら？)良いな、と。“書いている側の芯はぶれていないけど今日は違う路線にいるだけで元気ですよ”と伝えられ、伝わり、読者も安心して読めるのではないかと考えずにはいられません。

　ここまでキャラ路線変更うんぬん述べてきましたが、本当に助けを求めている人の場合、その人の精神的なSOSが文章に現れるので軽々しくキャラ路線を変えられたら良いっていうのも考えものでもありますね。

　なかなか締まりのない流れになってきましたが、何でも路線って簡単に変更が出来たら良いなと思う反面、出来ないからこそ面白く不思議でもあるんですよね。

「え〜次の駅は〜試行錯誤ぉ〜試行錯誤ぉぉ〜」