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週刊『めんたい♡通信』20241201号

こんにちは! 

師走になりました!
夏ごろはあまりにも暑い日が続いて、日本はもう亜熱帯気候になったのかと思っていましたが、冬はやっぱり来てくれるのですね(秋は短かったけど・・・)。

東京は冬型の気圧配置ですっきりとした晴天で乾燥した日が続いています。朝夕は冷え込むようになりましたが、昼間お日様が当たるところでは小春日和の暖かさも感じられます。

天気がいいので紅葉狩りやクリスマスマーケットなどに出かけるのにちょうどよい時期ですね。


空気が乾燥しているせいか、喉が乾いている感じがすることが増えました。何か飲んで喉を潤せば済む程度なのですが、乾燥していると風邪も流行りやすいようなので気をつけたいですね。それから火事も増えているようなのでこちらはもちろん気をつけなければいけません。

【マーケット雑感】

感謝祭を挟んで米国株式市場は続伸、ダウ平均とS&P500指数は金曜日に史上最高値を更新しました。
ダウ平均は11月月間でなんと+7.5%もの上昇を記録しました。ナスダックとS&P500もそれぞれ+6.2%、 +5.7%と大きく値上がりしました。

月前半は大統領選挙でトランプ氏が勝利し、トランプ・ラリーで株価は大きくジャンプ。月後半は米FRBが今月のFOMCで利下げをするだろうという予想から、長期金利が大きく低下し、株価は一段高となりました。

株高の象徴としては、Apple株が週間で+3.3%の値上がりし、史上最高値を更新して週を終えています。NVIDIA株が伸び悩んだので、時価総額で首位に返り咲いています。

AppleのクックCEOはトランプ氏の一期目の大統領当時から個人的に関係を構築しており、今回もAppleにとってポジティブは政策を誘導できるのではないかとの思惑も株高を支えているのかもしれません。

金融機関大手のJPモルガン株も先週史上最高値を更新しましたが、そういえばダイモンCEOもトランプ氏とは会話ができているらしいです。この辺りの経営トップの行動力は流石としかいいようがないですね。


米国株上昇でグローバルのリスクマネーも全般的に楽観的でした。

ドイツDAX指数はECBも利下げ方向にあることなどから上昇、史上最高値にあと少しのところに戻しています。調整していたインド株もリバウンドしています。また、トランプ氏の対中関税強化方針にもかかわらず、中国株も上昇。まあこちらは中国経済の独自要因で変動している感じでもありますが。


日本株は・・・。
日経平均-0.2%、TOPIX-0.6%と3週連続での下落となりました。11月月間でも-2.2%、-0.5%の下落で終えています。

一番の下落要因は為替が大きく円高に振れたことになるのでしょう。前述のように欧米では利下げ方向にありますが、日銀は今月の会合で利上げすると予想されていますので、金利差縮小から円が買われやすくなっているといことのようです。

木曜日に日銀植田総裁が日経新聞社のインタビューに答えて、利上げを示唆する発言をしたことも円高を加速させました。ドル円や前週末比-3.2%の円高で1ドル149.72円と150円を割れて週を終えています。

また、投資家層の薄さがまたもや顕在化しているのも日本株の上値が重い理由だと思います。
米国株が上昇しているので、局地的には盛り上がっているセクター・銘柄もあるのですが、トヨタ株や三菱商事株といったいわゆる国際優良株は、今年の前半多くの投資家がこぞって買いを囃していましたが、足元では新たに買いを入れる投資家が少なくズルズルと値を崩しています。

トヨタ株も三菱商事株も週間で-4%を超える下落となっています。今年前半の年初来高値から見ると両銘柄とも-30%を大きく超える調整時期となっています。
相対的な割安感は高まっているのですが、人気が離散しているときの株価はいつも下げ止まりを見せないことがよくあります。まあ、そういう時期だという程度の話ですけど。

えっ?国内政治が混迷しているのも要因かもって?あー、それはいつものことですから(笑)。


今年も残り一月。さて、米国株は有終の美を飾れるでしょうか。

(主な指標)

【今週の記事】

コピーライターといえば?と問えば、糸井重里氏の名前を挙げる人が多いと思います。
数ある名作コピーの中で私は、40年前に新潮文庫用に作られた『想像力と数百円』が傑作だと思います。

学生でお金がなかったときに、新刊ハードカバーは高くて買えなくて、数百円(しかも500円以下)で買える文庫本を書店で何冊も物色した上で一冊だけ買っていました。

スマホも携帯もない時代、文庫本の中には想像力を膨らませられる様々な世界が詰まっていました。

【おまけ】

♪牛乳石鹸良い石鹸♪ の牛乳石鹸が11月26日をイイフロの日として、お風呂川柳を発表しています。入賞している作品はどれもほっこりするものばかり。

サラリーマン川柳などと比べるとウィット感は少なく、ほのぼの感に溢れたものばかりで、お風呂は多くの人にとって癒やしを求める空間であって欲しいという願いが現れているのかなと思いました。

【その他本文で参照した記事】

・(WSJ)トランプ氏とどう付き合う? 難問解いたアップルCEO
選挙を機に企業トップ直々のロビー活動が復活、次期政権との関係構築に照準:⇒
https://jp.wsj.com/articles/how-tim-cook-cracked-the-code-on-working-with-trump-5a4e1afc

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それでは、また来週!
(今回は12月1日お昼頃にお届けしています。)

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