ランニング、よいことだらけ!
ウォーキングの指導をしているのに、走ることが嫌いすぎて「ランニングは来世でやります!」と、豪語していた私。
とある本を読んで、「あぁ、そうはいっても私もランニングしなければいけないんじゃないかしら?」っていうか、「むしろランニングの効果が高すぎて、走りたい!」と、思ってしまったのが昨年の6月。
そこから数か月後、体の学びを改めてスタートしたときに、トップの先生から直に教わる「ランニングクラブ」が発足したので、勢いにのって入部した。
「ランニングすることで、どんなよいことがあるか?」という講義を受けて、ますます走りたくなった。
血液循環がよくなり
呼吸器(特に内呼吸)の能力がアップし
脳神経が刺激され
骨性支持(骨で体を支えること)ができるようになり
精神的に落ち着く
ただ走るだけでこれができるなんて、最高♡
「辛くないランニング」という謳い文句の通り、確かに走っても苦しくない。ポイントは心拍数なので、早歩き程度の速度からスタートした。
とはいえ、フォームが間違い過ぎていて、足首や膝の関節痛、足裏やふくらはぎの筋肉痛には走り始めのときに随分と悩まされた。
3か月ほど毎日のランニングを継続することで、見えてきた世界がある。ランニングをすると、体が整うのだ。もちろん、正しいフォームで、が、大前提。
どうしても踵重心になってしまうクセが、ずいぶんと改善された。巷のウォーキングメソッドは一通り、「踵重心で!」をうたっているところばかりだけれども、ご用心!
重心が踵に、後方になると、体のアライメント(各関節や骨の並び方)が不均衡になる。で、バランスをとるために、頭が前に出て、胸部が落ちて、腹圧がかからなくなり、下腹が出てしまう。
※足の重心は、足裏アーチの頂点部分or 外果(外くるぶし)の前方(指2本前)です!
そう、かかと重心だと、一言で言うと「気の抜けた姿勢」になる。
この癖が、なかなかとれなかったんだけれども、ようやく変化が出てきて、重心が前方になり、腹圧がかかるような体になってきた。
まだまだ伸びしろ無限大の体だけど、少しずつ自分の体が変化していくことが、本当にうれしい。
変化って、少しずつだけど積み重ねていくとある日突然「びっくり!」という変身を遂げるようになる。
死ぬまでを考えると、今が一番若い。この若い「今」という時間を素敵に積み重ねていきたいな。
体育の時間、マラソン大会の間違った教育で「ランニング大嫌い!」っていう人多いと思うけど、本当は楽しいし、体にも心にも、いいことだけのエクササイズなんだよ!
楽で効果的な「のびランニング」という走り方が、世の中にもっと広がるといいのになぁ…。
チャオ♡