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今日の詩

やってきた

7月4日火曜日、天気は晴れ。
昨日で北海道の暮らしを初めて1ヶ月が経った。
あっという間...早い。
秋まで北海道にいると決めたので、カレンダーを見る度にカウントダウンは始まっている。きっと秋がきたら、富良野を離れることが寂しくなるに違いない。

1ヶ月前、北海道へ来て初めて富良野でラベンダーを見た。(記事にも書いた)あの時はまだ緑色で、すやすやと眠っていた。ラベンダー達が綺麗に咲いている!満開で今が見頃!と職場の方やネットから情報をゲットした私は参観会の保護者のような気持ちでラベンダー畑に大急ぎで向かった。どんな風景なんだろうか?初めて出会った時よりも、ワクワクするのだろうか?期待をたくさん自分に詰め込んでママチャリを走らせた(毎度お世話になるママチャリ)

富良野へ来たばかりの時に書いたお話も
ぜひ遊びに来てください〜!

昨日はなんと、往復3時間半のママチャリ旅をした。おかげさまで、今日はおしりが筋肉痛。いてて。(朝から尻を労るワタシ)富良野から美瑛付近まで自転車を飛ばしたのでなかなか頑張ってしまった。地元の人にそれを話したら、えぇーっ!?!遠くて疲れたでしょ?と言われた。衝撃だったらしい。帰って来てすぐ爆睡してしまった、久しぶりにヘトヘトを味わった。(部活帰りみたいでしたな)北海道は景色がいい、カメラが趣味の私は撮りつつ漕ぎつつで楽しかった。しかし、北海道はとにかく広いので観光は車移動を推奨。熊も危ないのでね...(ガウ)

暑さにやられつつも、無事ラベンダー畑に着く。
辺り一面紫色の絨毯。
美しい、ただただ美しい。
風が吹くと、ほのかに漂うラベンダーの匂いと
嬉しそうに靡いているラベンダーをみていたら、夏が来て良かったなぁ...と、ズキュンとくるものがある。
夏をずっと待っていたんだろうな〜と感じた。ラベンダーが咲く時期はスポットライトが当たっているというか華があるなと思うが、それ以外は(みどりの時期は)相手にされもしないラベンダー達を見てると芸能界みたいだなと思ったりした。厳しい世界。そんな過酷な環境での反骨精神剥き出しのラベンダー達は強く見える。私達は綺麗で当たり前だから!!自信に満ち溢れてた。そんなことをあれこれ考えた私だった。
1ヶ月前にみたラベンダー達が見違えるほど綺麗に咲き誇っていて心打たれた。立派だったな(親心)。

今記事を読んでくれてるあなたさんにも見せてあげたい景色。北海道から、あなたに夏のお便り。
写真だけども、受け取って貰えたら嬉しい。

言葉でつらつら書いても伝わらないというか、百聞は一見にしかずだなと痛感。言葉って難しいと日々思う。全員の綺麗って想うものが違うから。しかし、みんな同じ感覚や感情を持っていたら気持ち悪いな?とも思った私なので、違ってオッケー!そうか!とラベンダー畑で色んな人とすれ違う度に感じた。

1ヶ月北海道生活をして思ったこと
それは自然が心を癒すこと。

静岡で会社員をしてた時、ストレス発散でモノを買いすぎていた自分を反省している。いいモノ買ったとしても、一時的に満たされるだけで何にもストレス発散にならないのだ。北海道に来てから、人と比べることが一切無くなった。それが1番大きいかもしれない。友人とも比べない。比べる必要がない。私は世界で1人しかいないしね...ははは。そのくらいタフに考えることが出来たのは間違いなく北海道で出会った人と、海外の友人に出会ったことだろう。また北海道へ来てから物欲も無くなった。田舎だから店もないしね...(不便さがいい)

自然の中で暮らしていると、見えないエネルギーを貰えるのも大きい。気持ちいい風を浴びて、太陽の光に当たって、ゆっくりと伸びをする日が
私にとっての最高の時間。

私にとってのしあわせだ。

やっと見つけた。

紫の絨毯
ぽかぽか日和
ママチャリ旅
どこまでも
夏の大合唱



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