読書レビュー「哀しみの女」五木寛之
初版 1989年8月 新潮文庫
あらすじ
年下の画家・章司と暮らす和実は、たまたま見かけた異端の天才画家エゴン・シーレの作品「哀しみの女」に、自分の未来の姿を予感する。そして、彼女は、モデルであり画家の愛人でもあった女の薄幸な人生に、自分の運命を重ね合わせていた…。ウィーン世紀末の画家とモデルとの退廃的な関係を現代に重ねて、男の野心と女の愛を描く大人のための恋愛小説。
(アマゾン商品紹介より)
この作品で、エゴン・シーレという画家も「哀しみの女」という絵も初めて知りました