「火垂るの墓」映画感想
公開 1988年
原作 野坂昭如
監督 高畑勲
いや~力強いメッセージを感じました。
以前一度見たけどこんなにシュールな話だったとは全く忘れていましたよ。
感動とか、悲しいとか、泣くとかいう話じゃないです。
冒頭から餓死する結末を見せられ、空襲に逃げ惑い、家は焼かれ、母は死に・・・。
この母の描写もすごい。包帯ぐるぐる巻きでわずかに見えている唇はどす黒く、
結局、死んでウジが沸いて・・・。
やっぱり戦争ってこういうもんだったんだなあと、戦争の悲惨さをキリキリと痛感していたと