「早寝」でなく、「早起き」が大事
成田奈緒子著
「発達障害」と間違われる子どもたち
青春新書 より
ひと頃は、子育てには
「早寝・早起き・朝ご飯」が大切と言われたものです。
ところが、成田先生は何よりも「早起き」が大事と書いています。
早く起きて、朝日を浴びて散歩したり活動したりするとセロトニンが多量に出て生活が整って行くのだそうです。発達障害を疑われた多くの子どもたちの生活が、改善した例をたくさん紹介しています。もちろん、全ての子どもたちがそうである訳ではないのですが、パニックを起こしたり、友達とトラブルを起こしたりしなくなるのだそうです。
学校の先生から通院を薦められても、生活改善を図ると症状が改善するのだそうです。やってみる価値が有りそうですね。
早く起こす為には工夫が必要で、子どもの好きな音楽をかけたり、ビデオで誘ったり、スポーツで誘ったりと様々なアプローチが有りそうです。大人の生活時間を変える事も必要なのです。