子育ても、授業計画も大変ですが、仲間が居たから乗り切れた。
お母さんたちが主催する勉強会の一員に入れて貰っています。
今は、子育ても一段落していますが、子どもが小さい時は嵐の中の小舟のようだったとおっしゃいます。勉強会にはドクターも参加していて、時に厳しく、時に諭すように対応してくださったといいます。通院の帰りには、涙を流しながら運転した事が何回も有ったと言うのです。
でも、そのドクターの教えを信じて取り組むと子どもが確実に変わって、落ち着いていくのだそうです。それで、そのドクターと30年も付き合って居るのですね。
私たちの勉強仲間も、同じドクターと足かけ40年の付き合いになりました。はじめの頃は怒られてばかりでした。
「自分の授業のコミュニケーションサンプルを取れ!」
と言われて自分の授業をビデオに撮ったり、録音を取ったりしました。
授業計画案を出せば、何を目標にしているのか、一つ一つチェックが入ります。指導主事より厳しい指摘に、何度も心が折れそうになったものです。
でも、私たちにも仲間が居て、励まし合いながら実戦を続ける事が出来ました。何時か、何時かドクターに認めて貰いたい一心の研究仲間でした。お陰で今が有ると思います。
若い時に流した涙は糧となって、心の中に納まって居るのだなとしみじみ思います。お母さんたちの仲間関係と同じですね。良き師、良き仲間に出合えた事は幸せだと思っています。