滅多にない休みが体験出来た!
短い夏休みが終わりましたか。思うような外出が出来ずに休みが終わりましたか。何処へも行けずに、鬱々とした日々を過ごした方も多くいらっしゃるでしょうね。私は、レジャーの全く無い夏休みを過ごしました。
私は現役時代には、子どもたちに、何処かへ行った事でない作文を書かせたものです。夏休みも冬休み後も、出かけた事でない題材で書くようにと良く言ったものです。外出したことや行事の事を書くのが作文だと思って欲しくなかったからです。非日常にばかりに目が行くと、些細な日常がつまらないものに見えるからです。本当は日常こそ面白く、クリエイティブなものだという視点を大切にして貰いたいからです。
日常とは目を皿のようにし、心を研ぎ澄まさなければ見えて来ないものだと思っても居たからです。
クラスの子どもたちは次第に、晴れの日でない平素の些細な事柄に題材を探してくれるようになったものです。
ですから、今年は何処へも行けなかった、つまらない休みを過ごさせてしまったと、考えるのでなく滅多にない休みが体験出来た!と考えたら如何ですか。視点を変えると、面白いものが見えて来るのではないでしょうか。