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実家帰りの楽しみは、地方の美術館を訪ねられる事

面倒くさい実家の片付けの合間に美術館や博物館巡りをしています。

福田平八郎の絵や北斎や広重の浮世絵に再会したり、甲冑や刀剣を観たりしています。

今回はブルーナーのうさこちゃんに出会いました。子どもが生まれた時に真っ先に読み聞かせたのはうさこちゃんシリーズでしたし、孫たちに買ったのもこれらの絵本でした。改めて作品を観ていると、奮闘していた子育て中のオアシスのような時間だったのだと思い出しました。シンプルな線や色使いは計算し尽くされたものだったと知りました。子どもの視線を逸らさない登場人物たちの表情に、どれだけ安心感を得てきたのだったのだろうと再確認しました。

ふらりと立ち寄る美術館や博物館の作品群に、力を貰っています。情報溢れる今の時代に、何の検索もかけないで出会う作家たちの声は、私に新しい世界や忘れかけた世界を示してくれるのです。


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