22卒薬学系院生のこれまでと現在の就活状況
GWも残すところあと一日。
せっかくの機会なので私のこれまでの就活と現在の就活状況をお話ししたいと思います。
M1の夏
夏のインターンシップに参加すると早期選考がもらえるという情報を先輩から得ていたため、志望していたCROやSMO、製薬企業のインターンシップにエントリーしました。しかし、コロナの影響により夏のインターンシップを中止する企業も多く見られました。開催してくれた企業もすべてオンラインになり、例年よりも人数を絞っていました。
当時はそこまで就活に力を入れる気にはなれず、エントリーしたものの、製薬企業にはほとんどESを提出しませんでした。CROやSMOの何社かのみ選考に挑みました。
今思えば、多少しんどくても、多くの企業の選考に挑むべきだったと後悔しています。なぜなら、製薬企業の多くは、インターンシップの時点で囲い込みを行ったり、インターンシップに参加した人しかとらないという事実があったからです。もちろんすべての企業がそういうわけではありませんが、インターンシップに参加すれば、早期選考や、優遇ルートに乗れたことは間違いないでしょう。
CRO、SMOは何社か選考を突破でき、無事にインターンシップに参加することができました。
その中のほぼすべてに、早期選考の案内や書類選考免除などの優遇がありました。
そのため、この時期にインターンシップに参加することは、とても重要です。
M1の秋
10月頃になると早期選考が始まりました。
しかし結果は惨敗。
ほとんどの企業で適性検査で落ちてしまいました。
CROの大手であるシミックはグループ共通のWebテストであったため、CROのシミック、SMOのシミックヘルスケアインスティテュートの二社同時に落ちてしまうという事態に・・・
自分の準備不足に腹が立ちました。
点数が悪かったのか、性格検査で劇的に向いていないのか、何がダメなのかがわからないため、とても不安でした。
シミックは性格を重視していると言われているため、私の性格はシミックとは合わなかったのでしょう。
しかし、研究職の早期選考はうまくいき、年内に内々定を頂くことができました。ここで内々定を頂けたことは、後々の心の余裕にもつながったので本当によかったと思いました。
11月頃から、冬のインターンシップに向けた選考の案内もちらほらと増えてきました。また、早期選考で落ちてしまい将来に不安を感じたので、多くの企業にエントリーし、数うちゃ当たる作戦にでました。
M1の冬
この時期は、選考を進んだ冬のインターンシップに参加していました。
また、本選考に向けてWebテストの対策にも力を入れました。秋の早期選考と同じ思いをしないために・・・
冬のインターンシップに参加したCRO、SMOの何社かは、すぐに早期選考が始まりました。この早期選考のルートでCRO2社から内々定を頂くことができました。
M1の春(3月)~現在
三月になり、就活が解禁されると、CRO、SMO、製薬企業を片っ端からエントリーしました。
全体で50社ほどエントリーしたと思います。
一日に2社エントリーシートを書くという生活が約1か月半続きました。
週6日のブラック研究室に所属する私にとってそれは地獄でした。
ここで、学歴やインターンシップの参加の有無の重要さに気が付きます。
私の大学はお世辞にも学歴が高いとは言えません。
実際、開発職でエントリーした製薬企業は、ほとんど書類ではじかれました。また、インターンシップに参加していない学生の通過率はそこまで高くない様子でした。このことを製薬企業に勤めていた教授に話すと、「開発は学歴で囲い込みがすごい」って言っていました。もっと早く知りたかった。
多くのエントリーをしたことで、自分なりに改善点など分かったので、いい経験になりました。
しかし、研究職や、技術系総合職などでエントリーした製薬企業の通過率は100%でした。研究職だとあまり学歴は見られていないのかもしれません。学歴よりも、実績が求められているのかもしれません。私は学会での受賞歴はありませんが、新規研究テーマを立ち上げ、そのテーマで学内の最優秀賞を受賞したという経歴があるので、この点が認められたのかもしれません。しかし、体感ではありますが、しっかりとした研究概要を作ることができれば、研究職の書類選考は通過できると思います。
現在も就職活動は続けています。
私の現在の就活状況は
CRO:2社(一次選考結果待ちと最終選考)
研究職:2社(一次選考と、書類選考結果待ち)
バイオベンチャー:一社(役員面接)
このような状況です。
まとめ
以上が私のこれまでの就活と現在の就活状況です。
学歴はなし、資格なしの私ですが、内々定を頂くことはできました。
夏のインターンシップは本当に重要です。ここに力を注いでください。
ライバルは本当に強敵です。ほぼ旧帝でした。しかし、戦えないわけではありません。学歴がないからこその戦い方もあります。
ES添削や、面接対策、自己分析など私にお手伝いできることがあれば気軽にご相談ください。可能な限り力になりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
次回も読んでもらえるような記事を書きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
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