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「三人でいる時は、そのうちの一人がわからない話はしない」という気遣い

エッセイも積極的に書いていこうと思います!
(C-C-Bも時々やるよ)

20年前くらいにDVDで発売されていた「THE3名様」、
また最近深夜にドラマが放送されたり、映画も公開されたようですね。

「木更津キャッツアイ」のメンバー、
佐藤隆太、塚本高史、岡田義徳が演じる、
深夜のファミレスで3人のニートが繰り広げるあれやこれや。

と言っても内容は実にくだらないです。(褒め言葉)

あれから20年、アラフォーになった3人ですが、
相変わらずのダメっぷり。

でも、演技に磨きがかかっているのか、
独特の間とか微妙な表情が以前にも増して
面白くなっている気がします。

でもって3人というワードで思い出したある言葉。

何で見たのか忘れましたが、
ある男の子がお父さんからの教えを守っているという話に
当時えらく感心しました。

その教えとは、
「三人でいる時は、そのうちの一人がわからない話はしない事」

「うわ〜このお父さんはとても素晴らしい人だね。」と思いました。

なぜそのお父さんの言葉に感銘を受けたのかと言うと、
以前私はそのうちの一人になり、
かなり不愉快な思いをした事がありました。

このnoteのアカウントを作る前に、
別でアカウントを持っていました。
(今は削除しています)

趣味で書いた小説をアップしていたのですが、
Aさん(としておく)がちょこちょこ見に来てくれて
コメントも残してくれてたので、
お互いフォローして交流を持っていました。

Aさんはご自身で作ったハンドメイドの作品を販売したいようでした。

そのためか沢山のnoteアカウントの記事を読んでコメントをつけて
(ちゃんと読んでいるのは偉いと思った)、
フォロワーをどんどん増やしていきました。

Aさんのフォロワーさんで私の所を見に来てくださる方も出てきて、
閑古鳥が鳴っていた私のフィードも少し賑わいが出てきました。

そんなある日、
私のお店とコラボでイベントをやらないかという話を
Aさんに持ちかけました。

するとAさんは二つ返事で「やる!」と言ったので、話を進めました。

そして開催の前日くらいになって、
「○○さんも一緒に出店します」とメッセージが届きました。

その〇〇さんと言うのは、Aさんのフォロワーさんで、
彼女は親しくしているようでしたが、
私は交流した事はありません。

「急にかよ」というか〇〇さんからは一言もないんかいと思いつつも、
もう直前だったし断る理由もなかったので、
「わかりました」と返事をしました。

当日になり、初めて会うAさんと〇〇さん。

Aさんはnoteではいろんな人を巻き込んで、
賑やかそうなタイプだと思っていました。

まぁ事前にブログで
「よくネットでの印象と違うと言われる」とか、
「よく『それってどうなの?』と怒られる」と書いていたので、
イメージが違うのは多少想定していたのですが、
ネットでの雰囲気では常識もある方だったので、
そこまで変な感じではないだろうと思っていました。
(見た目は普通の方でしたけどね)

Aさんは一見あっけらかんと明るい雰囲気ではあるのですが、
こちらの目をあまり見ない。(実は人見知り?)

連れの〇〇さんに至っては、
さすがに挨拶程度ぐらいはしたけど話しかけてくる事もない。
(私から話しかければ返事はしましたが)

場所は私のお店が普段間借りしているカフェで、
場所代も取ってないんですけどね。

空間の両サイド、右と左に分かれて座り、
コラボ形式でイベントをスタートさせました。

しかしこの二人、ずーーーーーっと二人でくっちゃべってる。

それも私が知らないnoteの中での誰それさんについて。

カフェの休業日にイベントをさせてもらったので、
その空間には三人だけ。

私が時々二人に近づいて商品を見ながら
「これも手作りですかー?」なんて声をかけても、
その時は「あぁ、そうなんですー」と反応はあったけど、
また二人でおしゃべりモード。

「なんだこいつら」

正直思いました。

イベントにはその方達のnote仲間が何人かいらっしゃって、
その中には私と共通のフォロワーさんもいたので、
話をしましたが、その方達は普通の方たちでした。

モヤモヤしつつもイベントが終わり、
片付けの時はさすがに申し出てくれましたが、
後はこちらだけでゆっくりやった方がいいかなと思ったので、
「いいですよ」と言ったら、残っていたnoteフォロワーさん達と、
さっさと「それじゃこの後お茶でもしよー!」と消えていきました。

「この後お茶行きますけど、片付け後でもご一緒にどうですか?」
の一言があってもいいんじゃね?
(行かないけどね)

「二度と呼ばねえ」

心の中でそう思いながら見送りました。

その後も周りのフォロワーさん達には罪はなかったけど、
彼女のフィードで彼女を祭り上げるように賑わっているのがうんざりで、
自分のアカウントを消しました。
(小説は小説投稿サイトの方が読まれる事に気づいたのもあるが)

先日ふと思い出して彼女のnoteを検索してみましたが、
アカウントはまだありましたね。

更新はあまりしてないっぽかったけど。

ハンドメイドの事業の方は細々とやってるっぽかったけど、
バイトを始めたようでした。

私も小さいながらも個人事業をやっていますが、
人に不快な思いをさせる、気遣いが出来ない、
しかもそれに気づかない
何度も人から怒られてるのに改善していないのは、
致命的だと思います。

このままでは上手くいく事はないでしょう。

ワイワイと人を集めればいいってもんでもないのだよね。

「三人でいる時は、そのうちの一人がわからない話はしない」

これはすごい優しさだと思う。

以上、「3名様」というワードで思い出したエピソードでした。


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