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登録日本語教員 現職教師 経過措置 ルート別費用
みなさん こんにちは
ニャン娘です☆彡
国内の日本語教育機関で働く日本語教師の
大多数が登録日本語教員の資格を取得するでしょう。
国家資格化が発表されてから現職の日本語教師の
資格取得のルートというのも発表されました。
今では様々な方がネットでそのルートを紹介しています。
自分がどのルートに当てはまるかを把握するのは大切です。
しかし、大切なことがもう一つあるかと思います。
それは、費用です💴
貧乏人のニャン娘☆彡はつい気になっていまします( ;∀;)
そこでルート別に費用を考察します。
費用のご紹介
①登録料
登録日本語教員を目指すためには日本語ポータルサイトに
登録する必要があります。
この費用が4400円なので、登録する人は絶対に4400円かかります。
②日本語教員試験
基礎試験+応用試験は18900円
応用試験だけなら17300円
基礎試験免除+応用試験免除は5900円
・・・何これ?
試験しないのに5900円?どういうこと?
日本語教育能力検定試験に合格している人は
試験を受ける必要はありませんが、
日本語教員試験に申し込む必要があります。
申し込んだ上で試験免除となり、合格証が郵送されるのです。
何が何でもお金を取ろうという意気込みを感じます。
講習Ⅰ
8800円
講習Ⅱ
17600円
以上が目に見える費用です。
きちんとシュミレーションをすると、
もっと費用がかかることがわかります。
それではルートごとに計算しましょう。
人によっては発生しない費用もあります。
また、書類提出が郵送でない場合も
あるかもしれません。
その場合はご了承ください_(._.)_
★Cルート
経過措置期間 令和6年~令和15年3月31日まで
現職者に限らず、必須の50項目の要件に該当する
養成講座を修了した学士がある(大卒)の人
(今現時点で養成講座に通っている人含む)
①日本語教員試験申し込み時
・学士以上の証明書取得のための費用
・書類郵送費
・応用試験代金17300円
・試験会場までの交通費、宿泊費
②日本語教員試験合格後
・学士以上の証明書取得のための費用
・戸籍謄本等取得費用
・登録料4400円
・書類郵送費
合計 21700円+α
上記になります。
試験会場への交通費等があるので
住んでいる場所によっては
3万円以上になるかもしれません。( ゚Д゚)
試験に不合格だった場合、
①の費用は合格するまで続きます。( ;∀;)
ここからは経過措置期間が
令和6年~令和11年3月31日までのルートです。
現職者対象で、現職者というのは
平成31年4月1日~令和11年3月31日の間に
法務省告示校等で日本語教師として1年以上
勤務した人です。
★Dー1ルート
現職者+50項目対応前の養成講座修了者
(要学士以上)
①講習Ⅱ受講時
・在職証明書の郵送費
・講習代17600円
*講習はオンデマンドなので交通費等はなし
②日本語教員試験申し込み時
・学士以上の証明書取得のための費用
・書類郵送費
・応用試験代金17300円
・試験会場までの交通費、宿泊費
③登録時
・戸籍謄本等取得費用
・登録料4400円
・書類郵送費
合計 39300円+α
上記になります。
試験会場への交通費等があるので
住んでいる場所によっては
5万円以上になるかもしれません。(*_*)
試験に不合格だった場合、
②の費用は合格するまで続きます。( ;∀;)
★Dー2ルート
現職者で、50項目対応前の養成講座修了者
(要学士以上)
*C、D-1ルートに該当しないものの、
現行の告示基準要件該当の養成講座修了した人
①講習Ⅰ受講時
・在籍証明書の郵送費
・講習代8800円
*講習はオンデマンドなので交通費等はなし
②講習Ⅱ受講時
・講習代17600円
*講習はオンデマンドなので交通費等はなし
③日本語教員試験申し込み時
・学士以上の証明書取得のための費用
・書類郵送費
・応用試験代金17300円
・試験会場までの交通費、宿泊費
④登録時
・戸籍謄本等取得費用
・登録料4400円
・書類郵送費
合計 48100円+α
上記になります。
試験会場までの交通費等があるので
住んでいる場所によっては
6万円以上になるかもしれません。(;'∀')
試験に不合格だった場合、
③の費用は合格するまで続きます。(T^T)
★E-1ルート
現職者で、昭和62年~平成15年3月までの
教育能力試験に合格した人
①講習Ⅰ受講時
・在籍証明書の郵送費
・講習代8800円
*講習はオンデマンドなので交通費等はなし
②講習Ⅱ受講時
・講習代17600円
*講習はオンデマンドなので交通費等はなし
③日本語教員試験申し込み時
・書類郵送費
・試験免除代金5900円
④登録時
・戸籍謄本等取得費用
・登録料4400円
・書類郵送費
合計 36700円+α
上記になります。
試験会場へ行く必要がないので、
4万円あれば十分でしょう。
★E-2ルート
現職者で、平成15年4月~令和6年の
教育能力試験に合格した人
①講習Ⅱ受講時
・在籍証明書の郵送費
・講習代17600円
*講習はオンデマンドなので交通費等はなし
②日本語教員試験申し込み時
・書類郵送費
・試験免除代金5900円
③登録時
・戸籍謄本等取得費用
・登録料4400円
・書類郵送費
合計 27900円+α
上記になります。
こちらも試験会場へ行く必要がないので、
3万円あれば十分でしょう。
★Fルート
現職者でC~Eに当てはまらない場合
①日本語教員試験申し込み時
・基礎試験代+応用試験代18900円
・試験会場までの交通費、宿泊費
②登録時
・戸籍謄本等取得費用
・登録料4400円
・書類郵送費
合計 23300円+α
上記になります。
試験会場への交通費等があるので
住んでいる場所によっては
3万円以上になるかもしれません。
試験に不合格だった場合、
①の費用は合格するまで続きます。
いかがだったでしょうか。
登録日本語教員になるには非常にお金がかかります。
引退するという人が出るのも納得ですね。
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