【本】最後の授業 ぼくの命があるうちに

 2019年は学んだことのアウトプットに力を入れようと決めました。
 一番最初にアウトプットするのはこの本だと決めました。今後、私がnoteに書く本は恐らく株に関すること、お金に関することが多くなると思います。しかし、原点は「自分がどんな人生を送りたいか?」ですので、最初にこの本のアウトプットをしようと決めました。

 原点を忘れないように、目的を見失わないように第一弾をアウトプットしておこうと思います。

 この本は2007年 9月18 日、米 ペンシルベニア 州 ピッツバーグ の カーネギー メロン大学 で バーチャル リアリティ の 権威として 知ら れる ランディ・パウシュ教授が「 最後の講義」を 行った後に書いた本です。

 彼は2006年9月に膵臓癌を告知され た1年後、講義を引き受けた直後に癌 の転移が判明。 余命半年足らずと宣告されました。2008年 7月 25日、 膵臓 癌の合併症のため 他界しました。以下に心に残った文章を書いていきます。

★自分をかわいそうだと思うのは簡単だが、それでは妻と子供にとっても、僕にとっても、何もいいことはない。

これはわりと冒頭での文です。もし自分が病に侵されたとき、私もこんな風に思えるだろうか?と思いました。今の私だったら、嘆いて悲しんで、「なぜ自分が?」「自分は病気なんだ、優しくしてよ!」なんて自暴自棄になってしまいそう。この人は強いなと感じました。しかし、もし自分に何か悲しいことが起きた時は上記の言葉を思い出そうと思います。

★配られたカードを変えることはできない。変えられるのは、そのカードでどのようにプレーするかだけだ。
★時間はあなたのものだ。そしていつか、思っていたより少ないと思う日が来るかもしれない。

悲しいことや試練はランダムに時には続いてやってきます。それを変えることなんてもちろんできませんが、自分は自分のカードで精いっぱい生きる、ということを大切にして生きたいと思います。

私の時間は私のもの。私がどんなことに時間を使いたいか?もし残り少ないとわかっていたら何をしたいか?これを大切に生きていきたいです。また、私以外の人が私と一緒にいてくれた時間を大切にしたいと思ました。誰かが自分のために時間を取ってくれる。そのことに感謝しながら過ごしていきたいと思いました。

★僕は、最高の近道は長い道のりであることを知っている。一生懸命にやる、それだけだ。
★誠実であれ
以下は著者ではなく恐らく出版社?の方の文章です。
★死を目前にして幸せな人生だったと断言できるのは、一生懸命に生きてきたという自信があるからだろう。たくさんのすばらしい人たちに支えられてきたと心から感謝できるのは、自分も彼らを愛してきたという自信があるからだろう。不謹慎な言葉ではあるが、うらやましいとも思った。こんなふうに人生をふり返って、愛する人たちに感謝して、生きることをあきらめずに最期のときを迎えることもできるのだと。

この他にもマーカーを引いた部分はたくさんありました。彼の一つ一つの言葉が身に沁みました。

誰もに100%必ず訪れる死。必ず自分の順番はきて、それは平均寿命くらい生かしてもらえるかもしれないし、1週間後かもしれない。1か月後かもしれないし、10年後かもしれない。どんな順番であるかは誰にも分からないけど、私は一生懸命に生きて、楽しんで生きたいと改めて強く感じさせてくれる一冊でした。

拙いアウトプットでしたが、お読みいただきありがとうございました☺


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