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「JEALOUSYを眠らせて」後編 カズオの運行日報 第24話

前回までのあらすじ

「トラック運転手に転職したい」と考えるコージが教習所にかかるお金を借金しようとしていたため、カズオは自分の会社に誘って免許を取らせてもらえるよう計らいました。
ところが2t車の仕事を植松がちゃんと教えなかったためか、何かあったのか、独り立ちするまえに無断欠勤してしまいました。
心配するカズオと運行管理の槍杉さん。
青さんは植松に仕事の教え方について話をすることに。
コージは部屋に引きこもって病んでしまっているようですが…?





今回はいま追って3話分の解説記事を書いておりますが、ドライバー業務の話より、どこでも起きる社会問題をメインテーマにとりあげてみました。

「バックレ」は社会人として非常識・幼稚だとされていますが、社員がそうなったら会社としてはどう対応すべきなのか…無断欠勤を放置する会社も多いなか(社会全体としては日雇い、派遣が増え従業員と会社との関係が希薄になったというのもあるかと)、「じつは孤独死していて数ヶ月経って発見される」「蓋開けてみたらセルフネグレクトでゴミ屋敷だった」なんて最悪のケースもあります。
(焦げ猫も以前一緒に働いてた先輩ドライバーを孤独死で失っています)

また、コージのお母さんのように診断がされにくい病気では行政の福祉からとりこぼされ、家族が苦労したり家事ができず家が散らかったりして、二次的に精神を病んでしまうこともあります。

そんな人が近くにいたとして、なにか手を差し伸べられるならどうしたらいいか…実際はケースバイケースではありますが、あくまでも焦げ猫が考えた一例として描いてみました。

まるッと面倒見ろというのではありません。

福祉につながる情報や、見捨てないというだけの思いやりでもいいのです。

これは、第20話(『市場のBボーイ』後編)で、カズオがお祖父さんに諭されたことから繋がってきているコトでもあります。

第20話より。無理やり困ってる人を探せばいいというのでもなく、いつかそういうときが来たらでいいのです


追って、解説記事アップします(^^)

次回は楽しい番外編にするか、今回の流れのなかで青さんが植松に話した内容か、どっちかの予定です。

前回のお話はこちら↓

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焦げ猫
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