ご縁がない場所には行けない
note新年お題…「(ハッシュタグ)一度は行きたいあの場所」でご先祖探しの話を書き始めて、途中で怖くなって「今年やりたい10のこと」が現実的なものが10もないのにそちらのテーマで記事をアップしたんですが…。
「一度は行きたいあの場所」だったら、ルーツ探し以外ならいくらでもあるんです。
それこそ10ヶ所は簡単に出てきます。
ただしピンポイントですね…県単位、通っただけっていうのを含めると、長距離トラックドライバーの仕事では北海道と沖縄以外は全部行ってるので…(現役引退する前にフェリーは乗ってみたかった!)。
ここに挙げたどこもかしこも現状では現実的に行けはしないと思います。
ましてや海外は…あと20歳以上健康体で若かったら、ロンドンのクラブシーンで夜遊びしたりスペインでバルのハシゴしたりしたかったですけどね。
が、「縁のある場所」なら…?
逆に、そこより近いのになぜか「縁のない場所」もあり…。
そんなお話をしてみたいと思います。
京都府 伏見稲荷大社
京都は行きたいスポットがいっぱいありますね〜。
焦げ猫は関東の生まれ育ちで、関東の中学校といったら修学旅行はたいてい京都なモノでしたが…当時住んでた市で、数年前に市内他校の生徒が不祥事を起こし、その市からの修学旅行生の受け容れを京都府から拒否されてたみたいでしてね…。
(しかもそれ焦げ猫の翌年の生徒からは解除になったっていうね)
観光ではいちどもお邪魔したことがないんですよ。
死ぬまでにいちどは伏見稲荷にお参りしたい!…と思っていたのですが、なぜかご縁がないようです。
なんでそんなにお稲荷さんのご加護がほしかったかといいますとですね。
まぁいわゆる「自然霊」のなにが個々についてるかって話でしてね。
そういう情報が流行るずっと前、焦げ猫は複数人の霊能者さんに「龍がついてる」「龍に縁がある」と言われてて、その後いっとき流行った「龍神・稲荷(狐)・弁天・天狗 あなたはどのタイプ?」っていう属性分けテストみたいなの読んでみたら妙に納得しましてね。
龍がついてると最初に言われたときに、龍神信仰ってオラオラ系の人がしてるイメージがあってガッカリ(今はそんな不遜なコトは思ってません)だったんですけど、今ではありがたいと思ってますねえ…龍神様ついてないと乗り越えられなかったと。
ただ、やっぱり龍属性だと第一印象で人に怖がられたり、こちらに敵意はないのになぜか嫌われたり、実際本人が「独りが好き」でもあるし、中島みゆきさんの名曲じゃないですけど「ひとり上手」になっちゃうんですよ。
それと運気の起伏がものすごく激しくて、いつも九死に一生の崖っぷち(龍神様のせいだけではないですが)なので、龍神様ついたからってお金や権力で成功すると思ったら甘いですよ…。
でね、お稲荷さん属性の人の愛嬌のいいところや人に恵まれるようなとこが羨ましくて、少しでもご縁があればなぁ…と思って、お参りに行きたいと思うようになったんです。
あさましきかな、そんなのお稲荷様にはお見通しだったのかもしれませんね。
同じADHDなのに娘はまさに稲荷タイプ。
それを見てて思ったってのも大きいですね。
あざとくはないんだけど(天然ボケ)接客が得意で旅館の仲居やアパレルの売り場をやって高評価を頂いたり、一人旅に出てもなぜか行く先々で知らない人に親切にされたりするタイプなんですよ。
一方焦げ猫はというと、よく「女性でトラックドライバーやってるってだけでも得するでしょ」とか言う人もいますが…どんだけブサイクなんだよってほどでもないと自負してるのですがおいしい思いをしたことはあまりありません…。
そんなわけで自分としては、愛嬌が身につきますよう京都に行けたらお稲荷様とご縁をつくって、ウズラやスズメの丸焼きを食べて、京極かねよの鰻丼を食べて…それだけでいいなぁと思ってたのですが。
いちど、ちょうどお金も時間もできて「今でしょ!」…と行こうとして、リュックとスニーカーも用意したコトがありましたが、なんだったか忘れましたがポシャったこともあって…。
その後あれよあれよという間にマトモに歩けない身体になり、これでは本山に登ってお参りする「お山巡り」もできません。
車椅子で千本鳥居もムリでしょう。
まぁやっぱりご縁がナイってコトでしょうかね…(汗)。
ちなみに陸送といって、トラック自体を運転して運ぶ仕事もやってたことがあり、その仕事の場合はトラック届けたら次の引き取り先行ったり帰ったりするのは電車か高速バスです。
京都駅は何度か利用しているのですが、ホームで盛大にすっ転び乗りたい電車に間に合わなかったなどいい思い出もありません…。
そういえば高速でもナビ使ってるのに道間違えた覚えが…。
稲荷に縁がないというより京都に嫌われてます(泣)。
長崎県 卓袱料理 花月
やっぱり九州はね…自分のルーツ探しの記事でも書きましたように、父方のご先祖が呼んでいるのか、縁があるんですよ。
1000km以上も隔たりがあるのに。
仕事では何回も行ってるんです。
九州出身の焦げ猫の祖父は父が生まれる前に他界してるので話をしたことすらないのですが、なぜか九州の味付けに憧れ、調味料はあちらのものを取り寄せて料理を作っていました。
九州の料理は甘いと言われますが、SA/PAで食べられる食事は言われているほど甘い味付けではありません。
いちどトラックステーションで待機したときに、そばのスーパーでお惣菜を買いましたが、「ああやっぱりコレが九州の味か!」と納得。
茎わかめの佃煮みたいなのが笑っちゃうほど甘くて、翌日食べるのに残しとこうと思ってたら箸が止まらずその日に全部食べてしまった(笑)。
で、いきなりマンガ作品の話になりますが「蝶のみちゆき」(高浜寛さん著)ってのが絵もお話も素晴らしくて(そもそも遊女モノに目がないのでこの作品にご縁があった)何回読み返したか…。
幕末期の丸山遊郭のお話なんですが、外国人の接待のシーン等で実在する老舗料亭「花月」(もとは遊郭だった建物)をモデルに描かれたそうで、まぁその卓袱料理のおいしそうなこと。
卓袱料理自体は「美味しんぼ」で読んで知ってたんですが、「花月」をモデルにした見世の内装なんかがすごくうまく描かれてて雰囲気あって、行ってみたいと思うようになりました。
パスティとかハトシとか食べてみたいですね〜。
九州なら、逆に京都通り越して遠いけど「ご縁がある」からワンチャン行けるかもしれません。
石川県 ランプの宿
もう何年も前から行ってみたいと思ってる旅館です。
ただそれなりにお高いので、能登まで行く交通費プラス宿賃がなかなか捻出できないままです。
それと例に違わず全館禁煙らしいので、ヘビースモーカーの焦げ猫が耐えられるのかっていうトコで迷いはあります。
ですが写真を見る限り素晴らしいですね…。
今回の震災では幸いあまり倒壊等の被害はなく、自家用車で来てないお客様をヘリで金沢までお送りしたそうですが、当然ながら営業は中止状態のようです。
被災された方々が落ち着いて、復興を目指す段階になったならば、皆さんぜひ伺ってみてください。
焦げ猫はかつては「宿」が目当てで旅行先を決めるコトがほとんどでした。
ご当地までのドライブでハンドルを握ることを楽しんだあとは、非日常的なお部屋の内装や眺望、おもてなし、お風呂、部屋出しのご当地懐石料理などを愉しむというスタイル。
観光名所にはそんなにこだわらないっていう。
ですが何年も前から高級旅館やホテルのほとんどが禁煙になってしまい、「お高くても行きたい宿」がなくなってしまいました。
まぁタバコ我慢してまで行ってみたいお宿はありますが、死ぬまでに行ける可能性がほぼないなぁ…。
静岡のコルテラルゴ、高知のヴィラ・サントリーニ、福島のブリティッシュヒルズ、星野リゾート…。
死んでから行こうと思います(爆)。
noteお題のくだらんお喋りにお付き合いくださいましてありがとうございます。
「縁がないところにはなぜか行けない」
というお話と、きたるべき能登地震復興のときに向けて、自分は行ったことがなくても素敵なお宿をご紹介したかったのでした。
次の記事は、連載マンガ「カズオの運行日報」第5話「恐怖の深夜便」後編です。季節ハズレなお話ですが、続きを楽しみにして頂ければ幸いです(^^)
連載中マンガ「カズオの運行日報」はこちらのマガジンです。
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