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『夫よ、死んでくれないか』読んだ

『デフヴォイス』シリーズで馴染みのある著者の作品
手話を勉強し始めた頃にこの作品のシリーズを読んで衝撃を受けた。
ろう者の育ってきた環境や境遇にカルチャーショックに似たものを受けた
あまりにも知らなかった事が多すぎた。

『デフヴォイス』シリーズ以外にも発表していると知り、
少し前に主が同作家の作品を続けて読んでいたので、ウチには全巻揃っている

読書の波って不思議で読みる時は読めるけど全く読めない時はほんとにムリ
ここ数年はずっと後者だった
漫画だけはなんの問題もなくいつでもどこでも読めるが。

今日はたまたま本棚のそれに目が止まり
手にとった
パラッとめくって止まったページを数行読んで本を閉じた

一通り予定していた用事を済ませた頃にメールを受信
主から帰りが遅くなると言う連絡だった。
いつもなら、夕飯の支度を始める時間だけどそれが不要となったので
さっきの本を読む気持ちになった。

女性3人の名前がでてくるけど誰が誰か分からない
でもそのまま読み進むとなんとなく掴めてきた
登場人物、全員が怪しく見えるし
え?そんな…!

とか思ってるうちにどんどんページが進んでいった
こういう快感は久しぶりだけど
そうだった丸山正樹氏の文章の読みやすさと
引き込み方の上手さを思い出した。

結末も予想とは違っていたけど
しばらく頭が混乱してた
でも、読み終わった達成感はかなり久しぶりで清々しいものだった。

読書で得られるものは内容による知識の広がりやストーリーによる感動だけじゃなくて、読み終える達成感もあったね。

なんか基本的な事を、思い出したよ😊
怖いタイトルだけど、読んでみては…



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