心はこうして創られる
ゆる言語学ラジオでこの本を知って感じたこと自分用まとめ
人間の脳みそは今見た、聞いた、感じた、そういう情報から過去に経験したものを引っ張り出してきて矛盾のないように即興で組み立てて認識している
それはつまり、常に今この瞬間に全てが創造されているということ
自分が経験したことからしか与えられたインプットに対して情報を処理することができない
だからこそ、強い体験がある人間は強いし、また自分が経験したと思い込むことはとても強い力を生み出すことができる
マコなり社長の動画とか、成功者はそうした強い体験を経験しているか、もしくは想像力で脳みそに思い込ませた結果疑似体験をして、結果強いアウトプットを出せるのだろう
また書く技術・伝える技術でも、伝えたい相手にまずメンタルモデルを作らせることが大切と書いてあった
これもまた全く同様のことを言っているんだろう
情報というのはその人にとって都合のいいように(過去の体験から)解釈される
例えば指を広げて手を掲げたとして、どう思ったかと人に聞けば
手を挙げたと捉える人もいれば
5をイメージする人もいる
手のひら、または手、と答える人もいるだろう
でもそこに指で0から順に数を増やせばみんな5と答えるし
身体の各部位を指さした後にそれをすれば手(手のひら)と答えるだろう
走ったり何かした後にすれば手を挙げたという
何かを伝えたいときには、まずその解釈のブレを無くすためにメンタルモデルを作らせる=指で数をカウントアップする必要があるんだろう
これは勝手なこじつけだけど、そういうことなんだろう
強い意志とかそういうものは存在しなくて、過去の経験から自分の行動を矛盾なくつじつまを合わせているだけ
人間が変われないのもまた、過去の自分と変わってしまった自分で整合性が取れず、脳みそにとってそれはとてつもなく不快だから変われないんだろう
だからこそ自分が変わりたいのではれば、変わった後のイメージを強く強く、脳をだますくらいに強く、脳みそがそのイメージにアジャストするまでイメージすることで変われるのであろう
それは習慣の力だったり、想像力だったり、いろいろあるのかもしれない
一つ言えることは、人間(の脳みそ)はいともたやすく騙され、そして何も考えてなどいないのだ
あるのは、ただ入ってきた情報に対して矛盾しないように適当な解釈をしているだけ