営業スキルやテレアポよりも大事にすべき関わり方とは?【1】
おはようございます。
中野祐治です。
今回読んだ本の紹介です♪
記憶に残る人になる
福島 靖 著
●はじめに
18歳で上京し、リッツ・カールトンやアメリカンエキスプレス(アメックス)で働いた経歴を持つ著者。
なかでもアメックスでは法人営業としてスタートを切ったものの、最下位から抜け出せず、職を失いそうになっていたそう。
そんな状況で、もう一度意識を変えてそれでもダメならやめると覚悟を決めた。
その変えた意識で行動した結果、一年後にはトップの成績をおさめました。
どう意識を変えたか?
それは本書の中にある「12のルール」に従うこと、そして営業スキルを身につけたり見込み客を見つける努力をするより、「記憶に残る人になる」ことを徹底してきました。
本書ではその考え方、エピソードを余すことなく盛り込んでいます。
●「ガツガツ」していなくても選ばれる人がやっていること
営業に限らず、どんな仕事においてもお客様から選ばれることは重要。
自分がお客様という立場のときも、昨日、値段、口コミ等を比較して一番いいものを選ぶはずです。
論理的に判断して導き出した「正解」を選ぶことで、安心したくなる。
しかし、僕たちは本当に論理的な判断だけで選んでいるでしょうか?
その気はなかったのに、一生懸命な営業に感動してつい契約したり、他社製品と比較したわけではないけど、お店にいた販売員が丁寧なことに感動して買ってしまった、という経験はないでしょうか。
「人」で選んだ経験が、誰しもあるように思います。
大事なことは、お客様に「人」として信頼してもらうことです。
●「見込み客」を探すよりも、意味のあること
誰もが、効率的に自分の「見込み客」と繋がりたいと考えます。
でも、みんなが狙っている見込み客は競合だらけのレッドオーシャン。
そこで戦うことを否定はしません。
しかし、少し横を見ると、「見込み客」ではない人たちというブルーオーシャンが広がっています。
道端で知らない人から声をかけられてダイエット商品を勧められても普通は買いませんが、それが仲のいい友達からの紹介だと興味が持てます。
商品やサービスの内容は大事ですが、そもそもそれを勧めてくる相手との関係が良くないと、検討しようとも思わないのです。
営業としてひたすら「お客様」を探すより、1人でも多くの人と良い関係を作ることが大切だと考えました。
------------
【2】に続きます♪
下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)