本紹介『ザッソウ』
おはようございます。
中野祐治です。
今回読んだ本の紹介です♪
ザッソウ〜結果を出すチームの習慣〜
倉貫義人 著
⭐️概要⭐️
●この本ってどんな本?
プログラミングやシステムを得意とする著者が社内起業や実際の起業経験から導き出した、現代の「報連相」のカタチとは、について書かれた一冊。
変化が激しくスピードが求められる現代では、従来の報連相だけでは解決できなかったことを、本書にあるアプローチに変えることでうまく機能させていくノウハウが紹介されています。
●働き方改革で起き出した問題
長時間労働の削減や無駄を減らして生産性の向上に取り組むことは非常に意義のあることです。
しかし、効率化を追求しすぎたことで、こんな問題が起きてませんか?
・会話する時間もなくて、チームがギスギスしてきた
・成果ばかり気になって、助け合いができなくなった
・時間に余裕がないため、部下の相談に乗れていない
生産性を求めるのは悪いことではないですが、行き過ぎると会社や組織から大切なものが失われることがあります。
その結果、生産性が下がることすらあるのです。
●結果を出すチームの習慣
雑談+相談=ザッソウ
相談はともかく、なぜ雑談まで必要なのか?
そう思うかもしれませんが、相談しながら雑談することもあれば、雑談しているうちに相談になってアイデアが生まれることも多くあります。
また、ふだん雑談さえしていないのに、いざ相談するとなるとハードルが上がります。
雑談できる関係性があるから、いつでも相談できるようになるわけです。
●クリエイティブな仕事に効くザッソウ
再現性の低い仕事はマニュアル化できません。絵を描く作業がマニュアル化できないように。
そういった再現性の低い仕事をクリエイティブな仕事と呼んでいます。
クリエイティブな仕事にはお手本となる正解がありません。
その点、1人でいくら考えてもアイデアが出てこなかったのに、仲間や上司に相談したら解決したということがあります。
ザッソウに付き合ってもらうことで解決の糸口が見つかることがあるのです。
●ザッソウしやすい職場のつくり方
いざ、ザッソウをしようというときにうまく盛り上がらないことがあります。そんなとき、以下のような態度をとっていないでしょうか?
・相手の言葉に無反応
・話を遮って自分の話をしている
・頭から否定している
こういう反応だと、話している側は途中で心が折れてしまうものです。
講演するとき、最初に一つだけお願いしていることがあります。それは「うなずくこと」です。
講演する側はそういう人がいると「共感してもらっている」と感じ、安心しながら話をしているものです。
⭐️感想⭐️
仕事仲間との関係を築くのに「雑談が大事!」と僕もメンターから教わりましたヽ(・∀・)
仕事の話ばかりだと部下や後輩は息苦しくなるところですが、本書にもあるように心理的安全性を作り出し、オープンな意見を飛び交うようにするのが雑談の効果だと感じますヽ(・∀・)
今日も雑談して成果をあげていきましょう♪
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