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初めての引っ越し

今年、子供部屋お兄さんを卒業する。(子供部屋おじさんでは、まだない。。。はず。)

2ヶ月家賃がタダになるというので、
今年の1月から新居を借りている。
(まだ引っ越してはいないのだが)

ちゃんと住み始めるのは4月からなので、
家具や家電はゆっくり買い揃えようと思っていたら3月になってしまった。
1人で買いに行くのは、経験がないし怖くて、それに何より寂しいので、
誰かと一緒に行きたいと思っているのだが、
そんなことを言っていてはいつまでも買いに行けない気がする。

何度か用事で新居に泊まることはあったので、
とりあえずニトリでオールインワンの布団セットだけ買った。
こんな調子であれば、ベッドも買わないかもしれない。
本当にそうなりそうだから、なるべく言わないようにしているのだけれど。

引っ越しにはトラブルがつきものだ、という勝手なイメージがある。
今住んでいる実家から持っていくものは服とか小物とか、そんなものだけなので、わざわざ引っ越し業者を手配することもなく、家具なども買いそろえる予定だ。
洗濯機や冷蔵庫を置くスペースだけでなく、玄関などの大きさも事前に測っておかなければいけない、ということは聞いている。
そんなベタなヘマはしない、と勝手に決意している。

だが、まだ住み始めてもいないのに、一つ困ったことがあった。
水道である。
電気は2月の頭から開通するようにしたので、水道も同じようにするつもりだったのだが、忘れていた。
2月の頭に一晩泊まったときに、蛇口をひねってみたら、全く水が出なくて、やらかしに気付いた。
ガスはまだ通っていないので、シャワーはジムに行って浴びるつもりだったからよかったのだが、
せっかく買ったトイレットペーパーも、ハンドソープも使いどころがなかった。
こんな失敗をしたのでその晩のうちに水道開通の手続きをした。

その二週間後。
再び新居に訪れた。
今度は水道開通の手続きも住んでいるし、普通に水が出るはずだ。
荷物を置きに少し立ち寄っただけだったが、
おなかが痛かったのでトイレに駆け込んだ。
すっきりした後に気付いた。
水が流れない。
凄く焦った。
水道の蛇口をひねっても出ない。

トイレのタンクを開けてみると、水漏れを疑うレベルのちょろちょろとした水が出ていたので、何度かレバーをひねったら少しずつ流れたので助かった。
使い始めはすぐに水が出ないのだろうかと思ったので蛇口を開けっぱなしのまま少し待って見たけど全く水が出ない。
流石にトイレを一度流すのに1時間ほどかかるような状態では生活できないので、水道局に電話してみた。
確かに開通の手続きは住んでいた。
そもそも、住む部屋は水道局の職員がわざわざ部屋まで来て作業をするタイプの物件ではないらしい。
次は管理会社に電話してみた。
祝日ではあったが、作業員を派遣してくれるという。
15分くらいして作業員のおじさんがやってきた。
祝日なのに申し訳ないと思うと同時に、「これ、夜中ならどうなっていたんだろう」と少し怖くなった。
「寒いので中で待っててください」と言われたので、家の中にいたのだが、あいにくニトリの布団セットしかないので、何もやることがない。
少し待って玄関を開けて様子を見てみると、作業員のおじさんが一人増えていた。なんだか大ごとになってしまった。祝日に申し訳ない。
結局、最初にトイレに入ってから3時間、何とか水が出た。
作業員のおじさんに事情を聞くと、何やらメーター周りの部品が劣化していたらしい。
祝日に申し訳、、、なくない!
その日、時間に余裕があったからよかったものの、忙しかったらどうなったことやら。

水が出た後、とりあえず手を洗った。
ニヤニヤが止まらなかった。
蛇口をひねれば水が出ることのありがたさをこの日ほど実感したことはない。
次はガスが通ったらシャワーを浴びよう。

今回の水道の件はまだノーカンでいいはず。
初めての引っ越しは、滞りなくこなしてやるつもりである。

(追記)
部屋から見えるスーパーが、3月で閉店しました。

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