茨城県議会で校内フリースクールについて質疑がありました(2024.3.7)

校内フリースクールの総括と今後の方針について、山本美和議員が、3/7 茨城県議会で質疑くださいました。
以下、教育長の答弁です。

⚫校内フリースクールの実証総括と今後の方針
つくば市と坂東市のモデル校で専用教室の設置、専任教員の配置。
自己肯定感の向上につながり、校内フリースクールを利用した全ての3年生が高校に進学。
校内フリースクールの設置により、新たに不登校となる生徒数が半減した例がある。
(未然防止になった)
つくば市は全ての小中学校に、坂東市では全ての中学校にフリースクール設置を展開予定。
新たに設置する市町村へ当初予算を盛り込む。
水戸市内の中学校にもモデル校を設置予定。

⚫専門家等による指導・相談
指導・相談受ける割合が上昇した。(62%から95%に)
SC、SSWの拡充を予定。

⚫県立高校での不登校支援
686人(0.96%)
SC、SSWが対応し、状況に応じてアウトリーチ型の支援も行っている。
転学制度の改訂を行い、転学しやすいようにした。

⚫校内フリースクールの専任教員の育成研修
各学校の生徒指導主事等を招いて、まず全校対象に行っている。
配置教員に求められるもの、役割として何を担うかについてしっかりと研修を行っている。

●動画:30:30頃〜20:00頃
https://ibaraki-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1351

文責
不登校・多様な学びネットワーク茨城
西澤 博 (キズキ共育塾 秋葉原校)

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