第2回総会と対面交流会を行いました(2024.6.8)
普段はテーマごとの分科会やオンラインでの活動を中心としている私たちですが「年に一度は顔を合わせて交流したい」という想いで毎年1回、対面交流会を開催しています。
あちこちで「お久しぶりです!」という挨拶から近況報告に花が咲く様子が見られ、直接会ってお話しする機会っていいな~と感じました。
内容は、
【1】素敵な実践勉強会:アイネットさん(オンライン有)
【2】総会(オンライン有)
【3】皆で知り合おう・繋がろう交流会
【おまけ】サドベリースクールさんツアー(オンライン有)
今年も対面での参加が難しい皆さんとも交流できるように、オンラインと対面のハイブリッド開催という形式で行いました。
素敵な実践勉強会
今回勉強会に登壇しくださったのは、一般社団法人アイネットの浅沼さん。アイネットさんは平成8年に活動を開始され、現在では不登校、ひきこもり、ニートなど青少年のいろいろな問題で悩み苦しんでいる保護者及び当事者の支援を実践されています。
「困っている人はいるはずだけれど、そのご本人と繋がることがすごく難しい」「こういった困りごとを恥ずかしいこととして隠そうとする風潮があることが残念」「相談する(誰かに話す)だけで気持ちは少しずつ変わっていくし、(相談してもらえたら)お手伝い出来ることも色々あるはず」というお話に、深くうなずく参加者の様子が印象的でした。
アイネットの浅沼さん、皆さん、ありがとうございました。
個々の活動を支え合う、タテヨコナナメの関係性
1日を通して、アイスブレイクや活動のなかでの困りごとを相談するなど、参加者同士が意見を交わす場面を出来るだけ多くつくるように心掛けました。ある場面では困った表情でご自身の活動の困りごとを話していた方が、別の場面で実体験から他の参加者に励ましの言葉をかけている様子を見ることが出来ました。
普段は児童・生徒さん、保護者さんの不安や困りごとを「どうぞ頼ってね」と受け止める立場の方が多く、ご自身の弱い部分や困りごとを吐き出せる場があることの大切さを感じました。
年1回ではありますが実際に人と人、団体と団体の繋がりを増やしていくことでしなやかな「ネットワーク」が広がり、それが子ども達の暮らしやすさの土壌になっていくといいなと改めて感じました。
最後は、茨城サドベリースクール@筑西市の見学ツアー
この春開校したばかりの校舎とお庭、併設している駄菓子屋さんを見学させていただきました。
代表の田中さんから、窓や机など施設の1つ1つに込めたこだわりを聞きながら見学させていただき、とても楽しい時間でした。バルコニーで食べたお昼ご飯のカレーもすごくおいしかったです。
茨城サドベリースクールの皆さん、本当にありがとうございました!
今回の総会・対面交流会の準備、運営に関わってくださった皆さんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
また来年、元気にお会いしましょう!
文:岩間里菜