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デザイン会社の社長さんから聞いたセンスの磨き方(DAY02)
2日目/note42日チャレンジ。
「言っただけで終わり。」にはならなかった!
良かったーー!
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先日、デザイン会社の社長さんからお話を聴く機会があり、
「どうやってセンスを磨くのか?」という質問に対してご紹介いただいた本をシェアします。
それは「あん」という本。
どら焼き店の求人をみてやってきた徳江という高齢の女性。彼女が「あん」づくりに託した人生とは? 深い余韻が残る現代の名作。
デザイナーの社長さんからは
「『積極的感受』を磨くといい」というお話と、この「あん」という書籍をご紹介いただきました。
「積極的感受ってなに?」
人間はこの世を目撃し、
感受する者として存在する
という捉え方とのことです。
「あん」の著者であるドリアン助川先生の講話が、早稲田大学のホームページに掲載されていました。
このお話を読むと、しっくりくるかも。
大事なのは、徹底的に自分のまわりにある環境をアンテナとして受け止めること。
この世に生を受けた以上、自分の目標に向けてひた走ることも大事だけれども、人間1人がこの世でできることはたかが知れていると感じた瞬間でした。
で、本を読んでみて。
とかく人は「外へ、外へ」意識が向きがちですが、自分が受信した情報に気付き咀嚼すること・内面へと掘り下げていくことでセンスが磨かれていくのかなと感じました。
また、「何も変わらない」と日々のマンネリを感じることがあるかも知れないけれど、「積極的感受」によって日々は少しずつ変化しているのだと気付くことが出来るのかもしれないなアとも思いました。
そして、もしも変化に気がつかなくても、それはそれで恥ずかしくもなんともないんだとも。
登場人物である徳江が、
「『あん』を50年作り続けてきても、『あん』の声を聞くことができなかった」
というエピソードは、
私たち読者にとっての救いだと思うんです(実際には身体で聞いていたと思うのですが)。
自分は、どこまで「積極的感受」が出来ていたのだろう?
これって終わりがなくて、「ここまで出来たらOK」というものがない、
きっと、どこまでもどこまでも挑戦し続けるものなのだと思うんです。
「道」、ですね。茶道とか剣道みたいな。
少しずつでも、背伸びしてでも、成長していけたら良いなと思った次第です。
最後までお付き合いいただきありがとうございました☺️
【追記】
「あん」の映画もあるので、活字が苦手な方はこちらを試してみてはいかがでしょうか…!