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温泉とライティングと妄想マネーの虎(DAY73)

昨日は、
オニ濃ゆい温泉に浸かってきた。

日帰り温泉。


そこの店主は何代目かなんだけど、

建物がちょうボロくて、
いちおう旅館なのに誰も泊まってなくて、

でもめーちゃくちゃ良いお湯で

先日50円ばかり値上げしたときに、
「なんなら200円値上げしていいよ」と。

ずっと頑張って欲しいなと。

なんなら、後、継ぐよと。


形あるものを受け継ぐのって、
物理的に
厳しい面もある。

建物はどんどん老朽化するから
メンテしなきゃいけない。

お品物も
経年劣化していく。


でも、
ココロザシや理念など形にならないものなら、
受け継ぐ事ができる。

想いは引き継げる。

遠くても、時間を飛び越えていても。

器さえ、心掛けていれば。



ライティングも同じだなと。


案件としてお預かりするのは、

文字単価1円、3,000文字、納期1週間
キーワードは「⚫︎⚫︎」

などといった
カタチに現れたものではなく、

クライエントさまの
想いや祈りなんじゃないかなと。


温泉に肩まで浸かりながら
思うなどしました。



そして、
温泉には母と車で出かけたのだけど、

ナビが「目的地に到着しました」と
役目を終えるまでのあいだ、

ライティングの話とか、
あとは少しだけ理念の話とか。

去年までは
こんな話を親と出来るなんて
思いもしなかった。


帰りの車中では、

「あの、
 ボロいけどめちゃくちゃ良い温泉旅館を
 どうやって再生させるか」

妄想「¥マネーの虎」をした。

人んちの温泉旅館を
勝手に「オーガニックな日帰り温泉施設」へと
生まれ変わらせていた。



時間がかかることもある、
でも、
気づいて、動けば。
きっと。

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