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ひと工夫で変わるテスト勉強
0.はじめに
テスト勉強と聞くだけで嫌な思い出がよみがえる人も多いかもしれません。しかしながら、そんなテスト勉強もひと工夫加えるだけで楽しく知識を定着させることができます。
これから紹介するひと工夫は、テスト勉強に限らず、覚えたいことがある時にも応用できるかもしれないので、学生さん以外の方でも是非最後まで読んでいただければと思います。少しだけ参考になると嬉しいですね。
1.早速本題・・・の前に
本題に入る前にちょっとだけ小話。テスト勉強のひと工夫を思いついたのは中学生のころです。とある田舎の中学校に通う私は、最初の定期テストで成績があまりよくありませんでした。
そこそこ勉強したのですが、成績がついてこず、勉強のやり方も悪くて楽しくありませんでした。ちょっとふてくされていたのかもしれません。趣味のゲームをやりながら「勉強もゲームみたいに攻略できればいいのになぁ」なんてぼんやり考えていたところ、
「・・・それだ!」
ゲームでいうところの攻略方法がテストにもあるはずと思い、自分の勉強のやり方を見直し、思いついたひと工夫を試していくうちに勉強が楽しくなり、知識がついていきました。
そんなひと工夫を紹介したいと思います。
2.ひと工夫
ひと工夫の内容は大きく分けて3つあります。
①無駄を排除
②五感をフル稼働
③朝勉強
これだけでは漠然としているので、1つずつ解説していきます。
①無駄を排除
ゲーム時間を確保したかった私は、とにかく勉強に時間を使うのが嫌でした。そこで、無駄な勉強方法を排除することにしました。ゲームでもレベル上げをするのであれば経験値をたくさんもらえる敵を速く倒す方法を考えますよね?
一番効果があった排除項目は「ノートにきれいにまとめること」でした。綺麗にまとめたノートを作るのに時間がかかるし、1回しか書かないので知識はつかなしいせっかく作ったのに見返した記憶がなかったので排除。
代わりにテスト出題範囲の問題をひたすら解きました。問題を繰り返し解くことで知識は確実についていきます。問題を解く際も、ノートにきれいに書いているとノートも時間ももったいないので、自分しか読めない文字でチラシの裏とかに書いてました。笑
ポイント:無駄を排除した時間で繰り返し問題を解く
②五感をフル稼働
ゲームの内容は覚えているのに、なぜ勉強は抜けていくのだろうと考えた時、ゲームの攻略法や進捗を毎日のように友達と話したりしていたなぁと思いました。時にはメモして忘れないようにしたり。さらに人気ゲームであればTVのCM等でも目にします。なるほど、勉強より圧倒的に五感で感じる機会が多いのかと。
ってことは勉強にもそのまま使えるじゃん!って思いついたわけです。
と言っても味覚と嗅覚は使えないので、触覚、視覚、聴覚の3つをフル稼働させます。
①のひと工夫にも通ずるところがありますが、
「ノートを綺麗にまとめる」場合、1回の触覚と視覚で終わりです。弱い。
「繰り返し問題を解く」場合、複数回の触覚と視覚を使うことになります。でもこれでも弱い。
「繰り返し声に出して問題を解く」場合、複数回の触覚と視覚と聴覚を使います。しかも口も使います。そのうち呪文のように覚えていくことでしょう。
ポイント:繰り返し問題を解く際に声に出すことで感覚をフル稼働
③朝勉強
ゲームも勉強もそうですが、眠い時にやると判断力低下で効率がどうしても悪くなります。私は特に朝方人間だったので、大好きなゲームも夜できなかった分は早起きしてやっていました。
お、夜できなかった分の勉強も朝やればいいんじゃないか?
早速試す。頭さえている。外も静かで外乱もない。思ったよりサクサク勉強が進む。寝起きでリフレッシュな脳の状態のためか、非常に集中できました。寝起きに朝日を浴びることもおすすめです。目が覚めます。
ポイント:夜できなかった分の勉強は朝やってみる
3.実践してみた
さて紹介したひと工夫について、当時思いつた中学生の私は、朝に、感覚をフル稼働させて、ひたすら問題を解くことを繰り返しました。慣れるまでは問題を解くことすら面倒でしたが、成績が悪いのがそれ以上に嫌だったので、面倒と考える暇があったら問題を解くことに集中。
次の定期テストは学年1位でした。
なんだ学年1位か。効果あるじゃ・・・
効果ありすぎ。笑
自分に合うやり方だったのと、自分で考えたやり方だったので、信じることができたことが良かったのだと思います。これに味をしめた私は卒業まで同じ方法で勉強して最後まで成績を落とさずに卒業しましたとさ。
4.弱点
このひと工夫には弱点があります。問題集がないテストに弱いのです。圧倒的に弱い。
学校の定期テストはだいたい問題集があるので大丈夫でしたが、学校外で受ける県内統一模試的なものを初めて受験したとき、成績は受験者全体の真ん中くらいでした。だって問題集ないんだもの。笑
悔しかったですよ。模試を受けるころには勉強も好きになっていたので、弱点克服のために考えました。
・・・ということで自分で問題作りました。教科書に修正テープ貼って穴埋め問題にしたり、とにかく手抜きで。これだけでは弱かったので、問題を作れないような内容の場合は感覚をフル稼働させて覚えるまで読みながら書きました。自分だけが読める汚い字で。ここだけは少し時間をとられたのが不満だった記憶があります。
結果して県内統一模試は上位1%くらいには入れました。
しかしながら、このやり方では難易度が高いテストには立ちうちできないかもしれませんね。笑
ポイント:問題集がないものは最後は泥臭く繰り返し書く。
5.最後に
いかがだったでしょうか。独特なひと工夫ではありますが、効率よく繰り返し勉強するという点を抑えていたかなと思いました。
①無駄を排除
②五感をフル稼働
③朝勉強
びびっときた項目があれば実践してみてもいいと思います。
結局のところは自分に合った効率的な勉強方法をやるのが一番ですかね。