COMME des GARÇONS Wallet のウォレット【着る】
服は【着る】、あるいは【縫う】、では財布は?
「縫う・着る・歩く」という名前を考えた当初は、作った服を公開したり(縫う)、好きな服を紹介したり(着る)、まだ投稿はないが街歩きの写真を載せたり(歩く)することを想定していたので、好きな服、つまりファッションアイテムについて語るならひとまとめに【着る】でまとめることができると思うんだ、そういうわけで財布は「着る」ものなんだ、当ブログではそうなっているんだ。
小さい財布が欲しかった。ほら、春めいてきたしTシャツにスイングトップとかガバッと羽織って街に繰り出したいときとか。財布は内ポケットにサッと入れて手ぶらで歩きたい、みたいな、そんなことを思っていた。
まあ、手ぶらで出かけることはないのだが。
ティッシュとか換えのマスクとかをまとめて入れたポーチを携帯しておきたいので。やはりバッグは必要。いや、それはいいんだ。薄くて小さな財布が単純に欲しかったんだ。荷物が身軽でなくても、気分は身軽にしたかった。そのためには、小さな財布が必要だった。
COMME des GARÇONS Wallet 。COMME des GARÇONS の財布とかトートバッグとかベルトとかを販売しているライン。定番品も多い。
薄くて四角いフォルム。上辺と右辺をぐるっと回るようにゴールドのジップが配されている。いたってシンプル。そして洗練されている。値段も高すぎることなく、手に取りやすい。
ジップを開けると、中央に小銭入れが付いている。前方スペース、小銭入れ、後方スペースの3段構造。私は前部分にカードや保険証などを入れ、真ん中の小銭入れには小銭、そして後ろ部分にはお札を入れている。カードの差し込み口などはないので、スペースに「置いている」という感じ。シンプルだ。ナチュラルだ。
注意点としては、コンパクトなので大量のカードを入れることには向いていない。また、小銭を取り出すのに手間取ることがある。まあ、そこはコンパクトウォレットなので致し方なし。デザイン重視で財布を選んだっていいじゃないか。
好きなところ。小銭入れのところに COMME des GARÇONS の刻印。ここも上品なゴールドで。MADE IN SPAIN 。COMME des GARÇONS というブランドは好きだが、ロゴを前面に押し出すスタイルは好きではないので、財布の内側という「自分にしか見えない」場所にあることが嬉しい。「あ、ギャルソンの財布だ」って自分だけ感じて(心の中で)ニヤニヤする。これって、最高じゃない? 分かります?
薄くて軽い財布なら調べればいくらでも出てくる。でも私はものを買うとき、その出自を重視する。つまり「誰(どこ)が作ったのか」。あまりよく知らないところから買うより、好きなブランドにお金を払いたい。言うなれば推し活。私は、消費には推し活の要素があると思う。
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