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日本神話タロットとウエイト版の比較 勾玉の2

ペンタクルの2です。
ウエイト版から見ていきましょう。とても長い帽子をかぶった男性が
8の字のひもの間にペンタクルを持っておどけているように見えます。
8の字のひもはレムニスケートみたいにも見えますね。
大アルカナの魔術師や力の、世界のカードを連想させますね。
彼は道化師のようにも見えます。
後ろの波はとてもうねっていて船は今にも落ちそうにも見えますし、うまく波に乗っているようにも見えます。

さて日本神話版を見ていきましょう。 二宮金次郎が本ではなく勾玉を両手に持ちながら歩いているようにも見えますが、この人物はオオナムチ。のちのオオクニヌシです。
オオナムチは八十神と言われる大家族の兄弟の末っ子でした。シンデレラのような家で、まぁとにかくこき使われていました。

ある時八十神は美しいと評判の因幡に住むヤガミヒメに求婚氏に行くことになりました。母が違う末っ子のオオナムチは荷物持ちとして従者のようにこき使いました。

雑用をさせられているのに、二つの勾玉を持ちとても楽しそうです。
なんだか不気味な気もしてしまいますね。
彼は雑用、人間関係、金銭などのバランスを上手に取る柔軟性や器用さがあるように感じます。

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