見出し画像

オンライン書店の準備|独立日記 本屋への道 032

2025.1.13(月)

3連休の最終日。そうか世間は成人式だ。わたしも成人式からはだいぶ遠く離れたが、また大人になるのかと思った。

土日でたくさんの人と会って話をしたので、心がいっぱいになっている。今まで乗ってきた電車。これから乗る電車。発車を待つ人で混み合っている待合室。電車はちゃんと来るだろうか。スムーズに乗り換えられるだろうか。旅立つ前の気分だ。旅人たちが交差しているような感覚。友部正人の「どうして旅に出なかったんだ」を聴きながら感傷に浸る。

せっかくの3連休だから、3日ともイベントや本屋巡りの活動をしようとしていたのだが、これ以上インプットできないなと思って、今日は終日こもって原稿作業。日記を書いて整理したら、なんだか落ち着いた。日記があってよかった。感情を文字にして、日記に書いてしまえば、大丈夫。そんな気がしている。

昨日の〈早春書店〉の下田さんとの話を思い出して、まず出版社としての基礎を作ろうと思ったのだが、ZINEは作るのに時間がかかるし、やり始めたら止まらないんじゃないかなと一瞬立ち止まる。夢中になってしまいそうで。

なのでとりあえずECサイトの登録だけでもしておくことに。これから本を買うときにも選書を意識したいし、どういう本に反応があるかも試してみたい。作る本と売る本のイメージをリンクさせておきたいというのもある。「どんな本屋をやるの?」と訊かれたときに、自己紹介の本棚代わりになるWEBショップが必要だと思ったのだ。

インスタでレビューするだけでもいいのだが、せっかく一生懸命書くのなら、商品登録を同時にしてしまえばいいのではないかと。ASPカートはどうしようかさんざん迷った挙句、BASEに決めた。登録自体はあっけなかった。開設だけならすぐにできてしまうのだ。簡単につくれるし、簡単に始められる。

そこまで行くのに時間がかかってしまったが。2月からは徐々に商品登録をしていきたい。日記は毎朝必ず更新するというルーティンができたので意識しなくても回っているが、また新たな夜のルーティンを組まねば。まずは毎週金夜に、インスタのレビュー更新とBASEの商品登録をやってみたい。金夜だけオープンする本屋みたいでワクワクする。

いいなと思ったら応援しよう!

Nuts Book Stand
これからも本と本屋さんの存在する世界にしたいです。共感していただけましたらとても嬉しいです。いただいたチップは本屋&出版社の開業資金に使わせていただきます!