カムカム総集編をみて📺
録画していた『カムカムエブリバディ総集編』を昨日と今日でみる事ができました。
毎日見続けていたから、もういまさら振り返っても…という気持ちと、いやここでもう一度しっかり見届けたいという気持ちが両方あって、せっかく時間があるこの週末にみようということになり、安子編・るい編・ひなた編を順番に見ることにしました。
昨日見た安子編では、演じている大変な時代を思うと、なんともいえない悲しい暗い気持ちがずっと引きずってしまい、このままるい編・ひなた編を続けて見ることは辛かったです。
そして今日はるいとひなたの物語を見届けることで、気持ちを落ち着ける事ができました。
『カムカムエブリバディ』のあんこと時代劇とジャズが3代の物語とくっついたり離れたりしながら進む様子が、私は好きなんだな〜というのを再確認しました。
また、世代が変わっても、同じ俳優さんが娘や息子(孫も!)として登場しているのが、このドラマを面白くしていると思います。
全編で佐川満男さん、北村英治さん、渡辺貞夫さん、大塚善章さん(もう、レジェンドばっかり✨)をはじめとした素晴らしいミュージシャンの演奏で埋め尽くされていて、これだけでもこのドラマを見る価値がありました。
話中の挿入曲は、金子隆博さんが担当していて、NHK「あさイチ」でも話していたのですが、様々な楽器で演奏することで一つのテーマ曲「100年の物語」という曲が幾つものアレンジで展開されていました。
テーマが楽器だけでなく調性を変えて流れていたりして、その変化する様子に驚いたり感心しながら見聞きして忙しかったです♪
元の曲は長調だけど、場面に合わせて短調に変化しているところも聞き逃せません。
安子編の始めでは、テーマ曲がそれとわかるような演奏でしたが、るい編ではオシャレだったりひなた編では時代劇風だったり…飽きる事がありませんでした。
ドラマの最終週に岡山の偕行社が舞台となったコンサートが、豪華なメンバーであったという事が今回改めて楽しめたポイントです。
かつて安子やジョーが定一の歌声『On the Sunny Side of the Street』を聴いた場所で、今度はジョーたちが演奏するという設定でしたね。
このコンサートの始めに演奏したのが、ドラマの音楽担当:金子隆博さんとBIG HORNS BEEの皆さんです。
本物の音楽はやっぱりいいですね✨
安子が「アニー・ヒラカワ」としてではなく「安子」として、ラジオの向こう側に居るるいに向けて告白したところは、一緒にみている家族も私も涙が止まりませんでした。(何回泣いているんだろう私…)
”I hate you.”から”I love you.”に変わった場面も、しっかり受け止める事ができました。
総集編を見終えて、ありがとうの気持ちでいっぱいです。
このドラマの制作秘話をオススメにも挙げましたが、もう一度、ここにご紹介します。