君がくれた夏
家入レオ 「君がくれた夏」
【毎日noteに再チャレンジ!思い出に残る・印象に残る曲について、1日1曲ピックアップします。⑧】
もう4月も後半戦に入ったというのに寒々しい仙台ですが、今日は夏の曲についてのお話。
家入レオさんは、デビュー曲「サブリナ」から追いかけているアーティスト。心の中にある刺を惜しげもなく見せつけてくる姿に頭をガーン、と殴られたような心地が衝撃的で、目が離せなくなってハマりました。初めて「ライブ」というモノに行ったのも、レオちゃん(図々しくレオちゃんと呼ばせていただいているので、この表記で行きます(笑))で、ステージにレオちゃんが現れただけでもう涙が…
ホントにいるんだぁ、、やばい…
と、心情がやっと追いついてきたときには、もうレオちゃんが謳い始めていました。
大好きなアーティストです。
「君がくれた夏」は、高校生の時に発売された曲。ドラマの主題歌にもなっていたからいろんなところで流れていました。
当時、ちょっと好きだった人がいて、告白してみたけど振られて。
でも、振られた後にその人も含めて遊びに行った先でこの曲がかかると、自分の思いを代弁されているかのようで、勝手に恥ずかしくなっていたり。
揺れる前髪 ただ見とれていた僕は
君に恋をしたんだ
伸ばして横に流して固定してた私の前髪は、揺れない前髪。
大人っぽくていいかな、と思ってその髪型にしていたけれど、やっぱり揺れる前髪、の方が可愛くて可憐に見えるのかな、なんて思って前髪を切った。
自分で切った前髪は、なんだか分厚くて、全然「揺れる」クオリティにはならなかったんだけど。
愛って、すぐ手に届きそうなところにあるのに、なかなか届かない。手が届きそうに見えてしまうからこそ、淡い期待を持ってしまう。もしかしたら、って。
その「もしかしたら」に、たくさんたくさん苦しめられちゃうのに。
愛情の罠だって 気づいたときは遅すぎて
捻じれた感情は 光求め彷徨う
一度気になると、しがみつきたくなってしまう。「もうあきらめたわ」って思っても、やっぱり「もしかしたら」が残る。捻じれた期待が、光を求めてしまう。
こういった部分をしっかり描いてくれる。だからレオちゃんの歌は信頼できるし、いつも心の奥の方まで言葉が響いてくる。
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後半部分は、つい最近の話。だけど昨晩、いろんな理由があって吹っ切れた。歌詞の言葉を借りるなら、捻じれた感情がすぅっとほどけてなくなって心が晴れて、もう私にとって何の意味も持たなくなった愛情の罠の根源だった履歴を全部消した。
別に嫌いになったわけじゃないけど。でも、普通の人になりました。
自分の人生だもの。そんなしがらみいつまでも支配されたくない。新しい道を歩ませてもらうから。じゃあね。って感じ。