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We Are The World

Michael Jackson 「We Are The World」

【毎日noteに再チャレンジ!思い出に残る・印象に残る曲について、1日1曲ピックアップします。⑩】

アメリカのビッグアーティストによってレコーディングされた、チャリティーソングとして有名なこの曲。正直、私が分かるアーティストは少なかったのですが、この曲には個人的な思い出があります。

小学5年生の時、学習発表会(学芸会?)の演目で英語劇をやったのを覚えています。様々な経歴を持つイヌ・サル・キジを従えた桃太郎が、ゾンビが出る島にゾンビ退治に向かって…という内容。(ゾンビ島でのシーンで、thrillerを踊る演出があり、みんなでゾンビダンスを練習したのも楽しかったなぁ)脚本は隣のクラスの熱心な男の先生が考え、セリフは英語と日本語が交互に出てくるというもの。劇中で歌う歌は、すべて英語でした。

特段英語が得意な学年だったわけではないのですが、英語学習の成果をアピールしようとしていた先生。セリフを言う側としては戸惑いがあり、自分たちでも「これ、どんな意味なんだろう…」と感じながらもなんとかやり切った発表。でも、先生が張り切って脚本を書き、それぞれの特技が生かせるようなストーリーに仕立ててくれていたのが印象的でした。(例えば、マット運動が得意な子のシーンでは、舞台上で側転やらロンダートやらをやらせてみたり…)そのころから、うっすらと小学校教員になりたいと思っていた私は、「私が先生になったら、こんな感じにワクワクする発表会を作るのも面白いだろうなぁ」なんて考えていたりして。

ラストシーンで歌ったのが、この「We Are The World」でした。

当時は歌を聞いただけでは歌詞の意味なんてこれっぽちも分からなかった。だけど、先生が和訳を渡して少し説明してくれた気がします。込められた思いを、小学生なりに少しは理解して気持ちを込めて歌ったのだと思います。本番はちょっとだけ、のどと鼻の間がツンとして、それでも一生懸命に歌いました。

調べてみると、作詞・作曲に関わったライオネル・リッチーが、新型コロナウイルス施策支援として、この曲の別バージョンのレコーディングを考えているというニュースがありました。(3月25日付)

国は違えど、世界は皆、同じ状況にあるといっても過言ではないと思います。一つになって、もう少しだけ辛抱して、状況が良くなってほしいと願うばかりです。

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お散歩中にこの曲が流れてきて、「おー懐かしいなぁ!」と思って取り上げる曲にしたのですが、今の情勢とも絡むという…!何かやっぱり引っかかる部分があったのでしょうか。(ちなみに、私が聞いていたのは、マイケルが一人で歌うバージョン。こちらはこちらで、歌詞がすーっと染みてくる感じがあって好みです。)