![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80482787/rectangle_large_type_2_f80ef6d104d79c82bee8f8708375a834.jpeg?width=1200)
簡単に「ウットリ」を手に入れる。
毎年6月になると、フットネイルをすることにしています。
会社員時代から、夏は裸足+サンダルスタイルなので、つま先に彩りがあると、やっぱり気持ちが上向きます。
とは言え、今年は仕事も辞めて、なんだかんだ言って会社員時代から収入半減したので、節約のためにフットネイルは諦めようかなぁと迷っていたのです。ちょっと贅沢かなぁ、って。
でも、フットネイルって、100%「自分のため」のケアなんですよね。何のためらいもなく「かわいー---♡」って言える場所が、自分のカラダのどこかにあるって、すごく精神衛生上良いことのように思います。
無条件で、自分にウットリすること。
「女性性」のエネルギー源って、そこだと思うのです。
だから、髪でもメイクでも、肌でもファッションでも、なんでもいいんです。でもそれらに関しては、ずーっと見ていることもできないし、いくつかのコンプレックスと和解しないといけないという課題があったりするんですよね。
その点、フットネイルは、その気になればずーっと見ていられるし、コンプレックスと和解しやすいような気がします。
ネイルが終わったあと、ネイリストさんが「かわい-----♡(デザインが)」って連発してくれて、わたしも恥ずかし気もなく「ほんとかわい----♡(わたしの爪が)」って連発して、ほんとうに幸せな気持ちになれました。
***
以前、どこかで中村うさぎさんが「女は欲情される自分に欲情する」(うろ覚え)と書いておられて、なるほどなぁと思いました。「欲情」という言葉は少し強すぎる気がするのだけれど、「ウットリされる」「愛でられる」ということが、女性性にとってはとっても大事なことなんですよね。それはもちろん、自分で自分にということでもいいし、他人にそうされてもいい。(ただし、男性からの場合は、「許可」したひとにしかそうされたくない、という前提があります。)
だから、自分がウットリされる存在であること、愛でられているという感覚が感じられないと、とても虚ろな気持ちになってしまうと思うのです。
women, they…
They have minds and they have seouls, as well as just hearts.
And they've got ambition and they've got talent, as well as just beauty.
And I'm so sick of people saying that love is just all of a woman is fit for.
I'm so sick of it.
But I'm--I'm so lonely.
(女には...心だけじゃなくて知性も魂もある。美しさだけじゃなくて野心も才能もある。世間の人のように結婚だけが女の幸せなんて絶対に思わない。なのに...たまらなく寂しいの)
引用〈ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語〉
完璧な「ウットリ」を求めようとすると、なかなか苦労するのですが、フットネイルはわたしにとって、かなりコスパの良い「ウットリ」をくれたのでした。
***
次回のライティング・ライフ・プロジェクトは6/27(月)開始です。
申し込み受け付けは、6/13(月)からです。
いいなと思ったら応援しよう!
![すがこ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111912698/profile_2a9160bda316b184909467dc674c906c.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)