パイは限られていない。

きのうは、ライティング・ライフ・プロジェクトのファシリテーターさんたちとＷＥＢ茶話会をしました。

思い起こせば半年ほど前。
ドキドキしながら０期メンバーを募集したのだけれど、実は同時に絶望的な気持ちになっていたのです。あまりにも他のファシリテーターさん達がすばらしくて。わたしと同じ時期に募集をかけているファシリテーターさんもいて、「こんなにすごいひと達の中で、わたしなんかに申し込んでくれる筈はない。」と勝手にしょんぼりしていたのです。

とはいえ、しょんぼりしていたのは、ほんの２～３日のことで、わたしは「限られたパイを奪い合う世界」にいることをやめようと、その時改めて決意したのでした。

豊かさも、素敵なパートナーも、顧客も「限られている」という前提って、すごくつまんないですよね。それを手に入れるために、誰もが価値があると認める一定のベクトルで自分を磨き続けないといけないなんて、バカバカしい。わたしには、わたしにしかできないことがあり、わたしにしか伝えられない言葉がある。
そう吹っ切れたとたん、予想以上の応募があり、無事にファシリテーターデビューができたのでした。

明日から、３期目のライティング・ライフ・プロジェクトが始まります。募集をするときは、それでも少し弱気になるけれど、不思議と毎回満席になるのです。
またこれから、新しく出会うひとたちの、本人も気づいていないような美しい庭を見せてもらえるのかと思うと、ワクワクして心が逸ります。
その景色は、わたしにしか見えず、わたしにしかその美しさを言葉で表すことができないのです。

他のファシリテーターの方たちも、同様に、そのひとにしか見えない風景を見出し、それを伝えているんですよね。相手の中に、そのひとならではの美しさを見つけることを生業としている人たちとの会話は、どこまでも優しくてスッキリしていて、とても癒される時間でした。

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第３期ライティング・ライフ・プロジェクトメンバー募集は満席により終了しました。ありがとうございました。