見出し画像

長女とオシャレ

 「長女は美術やデザイン系の道が向いているのかな?」そんな風に思っていたけれど、今日ふと、「メイクやファッション系の道もアリなんじゃないか?」と思った。もちろん進む道は長女本人が決めることであり、今回綴るのは、ただの母親の妄想である。それでは、妄想スタート。




毎週の朝の会話

〇図工の日

 図工がある日の朝に長女と、「今日は図工だ!」「やったね!」「ずっと図工だったらいいのに~」という会話を毎週のようにしている。うちの長女は、お絵描きとか工作とかが大好きだ。創造性が素晴らしい。その会話のとき、私は決まって「図工をずっと勉強できる学校もあるんだよ」と教えている。長女はよく「学校きらい!勉強しなきゃいけないから」と言っているので、学校での勉強って一生国語算数だけじゃないんだよ、もっと大きくなったら自分の好きなことだけ勉強する学校を選択できるんだよ、ということを伝えたくて。私は国語算数理科社会みたいな、いわゆるお勉強が好きだったけど。

〇美容・理容の道

 でもそういえば長女って、美術やデザイン系だけじゃなくて、メイクやファッション系も向いてそうだよなぁ。そういうのを勉強するって選択肢もあるよなぁ。とふと思い、「メイクやファッションを勉強できる学校もあるんだよ~」と教えてみたところ、「じゃあ長女ちゃんはそこに行きたい!」ときらきらした顔で言っていた。私がこの発想になったのは、自分自身が今メイクやファッションに関心があるからというのもあるけど、そんな選択肢もあるんだよってことは伝えられただろうか。そしてその後いろいろ話し、今日は最終的に「髪の毛を切る勉強をしたい!」という会話で終わった。


オシャレさんな長女

〇こだわり強めのピンクガール

 思えば長女は今よりもっと小さい頃から服へのこだわりが強かった。子どもはみんなこんなもんかなーと思いつつ、親の選んだ服を着ている子もいるよな?(おしゃれな子って大体そうだよな)とも思いつつ。そんなこんなで小さい頃から今に至るまで、私が長女の服装に口を挟めたことはほとんどない。2歳頃の長女はピンクの服以外着なかった。全身ピンク。だから私はピンクの服を何枚も買ってきたよ。毎日ほとんど同じ服になっちゃっていたから。そしたら長女はたくさんあるピンク服の中から、特にお気に入りのピンク服だけをヘビロテした。結局偏るんかい!っていう。

〇時は流れ、センスは磨かれ

 ピンク時代が終わり、夢かわ薄紫時代に突入。キラキラしたピンを頭につけまくっていた。髪の毛結ぶのにハマって、「このゴムとこのゴムとこのゴムで結んで!」みたいなリクエストが毎日きて、多いと5個ぐらいゴム使って縛ってる日もあった。いつの間にかそれも終わっていた。変わらないのは私に口を挟ませてくれないことぐらい。でも、長女はだんだんとオシャレになっていっている気がする。なんだか選ぶ服(組み合わせ?)のセンスが良くなっていっている。解説もしてくれるよ!「今日は〇〇コーデ。上の服にこの色を使ったからパンツはこれで、靴下はこれで、靴はこっちの色にしてみた」。

〇メイクの腕も向上

 長女が今より小さい頃、おもちゃのコスメをあげたんだったかもらったんだったかで、週末メイクする姿を見かけるようになった。時には次女を巻き込んで。その様子を見て私は、「本物をあげた方がクオリティ上がりそうだな~」と思い、長女用のコスメをプレゼントした。私がメイクする様子をみて、筆を使いたがったので、自由に使っていいよと何本か貸してやると、筆を使ってメイクするようになった。最近になって、「あれ?なんか長女、アイシャドウ塗るの上手くなってない?」と気付くことがあった。最初はもっとこう、独自性の高い塗り方をしていたのに(精一杯のオブラート)。もちろんメイクについても、私に口を挟ませてくれることはほとんどない。長女はメイクをしてほしいんじゃなくて、自分でしたいのだ。それでも長女はメイクについても、独りでに腕を上げていった。


オシャレは観察力?

〇メイク講座にて学んだこと

 私は1月末から2月末にかけてメイク講座を受講している(メイク講座と自己分析と習慣化|nuts)。たくさんのことを学ばせていただいたが、中でも「オシャレには観察力が必要なんだなぁ」ということに気付けたのは大きな収穫だ。そして、長女は観察力があるんじゃないかと思う。もしくは鍛えられたのだろうか。服もメイクも、全部自分で選んでやっていくうちに。
 さらに、メイク講座でもう一つ印象に残ったのが、「メイクにもファッションにも意図を持つこと」。そして長女には、メイクにもファッションにも意図を感じる。親に口を挟ませず自分で選んでやるからにはなにかしらの意図はあるのだろう。長女はこれからどんどんオシャレになっていくのかもしれない。長女にとって、図工もオシャレも自己表現で、だからとっても楽しいんだろう。

〇尊敬する友人を思い浮かべる

 こういうことを考えるたびに、「長女は尊敬する友人の家に生まれていたらもっとオシャレ度が上がっていたのでは?」と思う。尊敬する友人、オシャレのプロだからね!ヘアメイクもファッションもお任せあれだよ。そんな家に生まれていたら色々学ぶものがあったんじゃないかなーと思いつつ、まぁうちに生まれたおかげで長女は尊敬する友人宅に遊びにいけてるわけだしいっか!とも思う。勉強させてもらうといいよ!


まとめ

 長女の話ばっかnoteに書いているけど、うちには次女もいる。4月から年中さんになるポップでコミカルで可愛らしい子だ。次女についてもいつか記事書きたいなー。これがまた面白い子なんだよ。次女は何に関心を持つようになるのやら。

 以上、またね~。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集