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長女の言葉にハッとした夜
先日の夜、寝かしつけの際に長女と揉めた。その時の長女の言葉にハッとし、子育てについて見直そうと思わされた。今回はそのことについてまとめていく。
揉めごとの経緯
○なんで揉めたのか?
まずその日は夫の帰りが遅かった。いつものように長女・次女でお風呂で楽しく遊んでてもらっていたら、気付くと1時間近く経っていた。「やば!夫帰ってきちゃうじゃん」焦って子どもたちに声をかけたけれどなかなか出てこない。この時も結構強めに声かけちゃったかも(わたしがもっと早く声かけていたらよかっただけなのに)。やっと出てきたもののお風呂がバスロマンだらけ!!!「うわぁ、夫がいやがるかな〜???」これもちゃんと見てたらなんか言えたかも、いや言わなかったなぁ。それでもなんだか複雑な気持ち。夫が帰ってきて、風呂入って、みんなで寝るのは結構遅くなってしまった。子どもたちはすでに歯磨きまで済みだったから特に「これをしていればもっと早く寝れたのに」と言うことはないけれど、次の日予定があったのでなんとなく焦る気持ち。そんな焦りや複雑な気持ちから、暑くて寝れないと騒ぐ長女、寝かしつけ担当の夫の嫌そうな態度をみて、長女に強めに注意をしてしまった。夫に全任せしとけばよかったけど、なんだか見てられなくなってしまった。
○長女からの拒絶と図星な指摘
私から強めに注意され、夫からも特にフォローはなく(嫌そうな態度が続く)、イヤな気持ちになってしまう長女。そりゃあそう。なんだか悲しくなったので、「ごめんね。言い過ぎちゃった。」と謝った。いつもなら、このあと私に甘えてくるか、それでも拗ねた態度が続くかのどちらかだったが、今回は違った。謝って、長女に触れようとすると、「やめて!いまはままのかおなんてみたくない!」とハッキリした拒絶の意思を示された。そして、「ままがいつも言い方にきをつけてと言ってるのに、ままができてないじゃん!」と図星な指摘をされた。さらには、フォローしないで長女に背を向けている夫に対し「ねえ反対向いてたら寂しいよ、長女ちゃんの方向いてあげてよ」と声をかけると「そんなことない!今はままが悪いんでしょ!!」とさらなる指摘を受けた。これも図星だ。私が悪いのに、夫に指摘のような声かけをするのは違う。
○衝撃を受け、気付いたこと
普段とは違う、大人のような長女の態度に、一個人と接している感覚を強く感じた。そして私は気付いた。私はいつも、子どもに対し一個人として接しているつもりだった。しかし実際は、子どものことをコントロールできる存在だとどこかで思っている節があったということだ。私が謝って慰めさえすればなんとかなると思っていたのだ。このことは私にとって衝撃的な気付きだった。さらに、私は急に焦りを感じた。このまま、この意識のまま接していたら、いずれ本当に子どもに拒絶されてしまう日が来る。これではまずい。子どもに接する時の意識を見直す必要がある。そして、私って結構、夫の機嫌を気にしてるんだなァ~と書いていて思った。夫にこれを伝えて、「えっこわ!俺がこわいひとみたいじゃん」と言われた。別にこわいひとではないけど、夫って結構機嫌の良し悪しわかりやすい気がする(長引くものではないけど)。「もう気にしないからね!」と伝えておいた。
後日談、尊敬する友人との会話
○ポジティブな気付き
この話を尊敬する友人にしたところ、ポジティブな気付きをいくつか得ることが出来たので、記録しておく。まずは「今気付けてよかったね」「思春期のいい練習になったね」ということ。確かに本当にそうだ。このままいっていたら、将来本当に拒絶される日が来るかもしれなかった。もっと意識的に、子どもを一個人として尊重しようという思いが強くなった。そして意外だったのが、「子どもと信頼関係が気付けている証拠じゃない?」ということ。つまり「ままは拒絶しても離れていかない」と信じてくれているということだ。尊敬する友人は本当にポジティブ解釈が得意で素敵だなぁと思う。
○ネガティブを吐き出すことの良さ
また、尊敬する友人は私の話を聞いて「親近感が湧いた」と思ってくれたようだ。私に上記の事件の時のような感情があったこと、我が家ではこのような事件は起きていたことに、意外さと親近感を感じたらしい。子育てについて「しんどいよねえ」とこぼしたところ、「しんどいと思っていたの!?」と驚かれた。これに私も驚いた!しんどいよ。ただ確かに私もしんどさを言葉にはしていなかったな、と思った。ネガティブな言葉を発すると相手を不快な気持ちにさせてしまいそうだから、なるべくポジティブな言葉を発していたし、そもそも自分の話をこれまでほとんどしてこなかったのだ。さらに友人は(以前私が「女性相手って何を話したらいいんだろう?」と考えていたことがあったのを受けて)「女性は共感で距離が縮まりやすいから、ネガティブな話をしてみた方が仲良くなりやすいのかも?」という発見をくれた。そうか、なるほど!自分の話もネガティブなこともどちらも人に話してこなかったけれど、女性相手にはこれからは少し小出しにしていこう。
まとめ
今回の事件により、以下の気付きがあった。
今まで子どもに大して一個人として接していたつもりだったけれど、実際にはできていなかったこと。
接し方の意識を変えないと、本当に拒絶されてしまう日が来るかもしれないこと。
結構夫に機嫌を気にしていること。
たまには人にネガティブな話をしてみてもいいかもしれないこと。
成功は大きな前進、失敗は小さな前進!!前向きに捉えていこう。それにしても尊敬する友人は毎回気付きをくれてすごい。最近のnoteのネタ、ほとんど尊敬する友人の提供では?
以上、またね〜。