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『THINK LIFE A MONK 自分に集中する技術』~周りではなく、自分を見る~

周りを見て、自分が何者なのか分からなくなっていませんか?
『モンク・マインド』を手に入れることで、人は本来の自分自身と出会うことが出来ます。


■THINK LIFE A MONK 自分に集中する技術/ジェイ・シェティ
https://amzn.to/3eYMzNH

■この本の問題提起
不安やストレスが尽きない、自分に自信がない。これらの悩みは、周りを見ているから生まれるもの。自分自身を見ることを集中すれば、これらの悩みから解放されていく。

■WHY(なぜ)
なぜ、自分自身を見ることで悩みから解放されていくのか?
・不安やストレス、自信のなさなどは、どれも他人と比べるからこそ生まれる感情
・他人の意見や世の中の当たり前と言われることは、あくまで他人軸での考え。自分自身のためではない
・誰かのためや何かになろうとするのではなく、本来の自分自身になることで人生は豊かなものになる

■WHAT(筆者の意見)
1.モンキーマインドとモンクマインド
  ①モンキーマインド…愚痴をこぼす、比較する、先延ばしにする、きまぐれ、自己中心的で思い込みが強い、マルチタスキング
  ②モンクマインド…優しくて思いやりがある、先々の利益を考える、熱心、決心が固い、使命感やビジョンを持っている、シングルタスキング

2.自分と向き合うための3つの方法
  ①毎日、その日を振り返る時間を作ること
   ーどんな1日だったか
   ー何を感じたか
  ②月に1回、知らない場所に行ってみる 
  ③自分にとって意味のある活動に取り組むこと
   ー趣味
   ー慈善活動
   ー政治活動
   ーもしくは、時間が出来たら、どう使いたいかあらかじめ考える

3.人の動機は4つ(ヒンドゥー教哲学者バクティヴィノーダ・タークル)
  4つの動機から自分たちは、日々選択をしている。
  動機には必ず意図がある。
  この動機が生まれた欲求の根底にある理由を掘り起こす。

  ①恐怖…「病気、貧困、地獄に対する恐怖、死に対する恐怖
  ②欲望…成功、富、快楽によって自分を満足させようとする
  ③使命感…感謝、責任感、そして正しいことをしたいという気持ち
  ④愛…他者への思いやり、他者を助けたいという気持ち

4.エゴと言う仮面
  ・エゴは自分を優越性や賢さを堅持しようとするあまり、自分の本質を覆い隠すようになる。
  ・エゴは自分自身を嘘つきにする
  ・エゴを壊さないと、エゴに人生を壊される
 

5.エゴを生まれ変わらせる
  ①誰かに侮辱された…自分のエゴを観察する。相手がネガティブ感情を抱えている理由やいきさつを広い視野で考える
  ②褒められ、称賛された…その性質を認めてもらったことに感謝する
  ③パートナーと喧嘩した…相手を分からせようとすることは自分の弱さから来ている。相手の立場になって考え、そしてこちらが折れる。
  ④他社の優位に立ちたい…相手の話しにひたすら耳を傾け、理解し、ありのままに認める。相手の話に好奇心を示し、自分は話さない。


■マイエピソード
わたしは、そつなく生きたいと思っていました。一般的に有名な学校を出て、学校の中でもテストは平均以上、部活もそれなりにハードなところ。バイトも経験して、就職も、いわゆる安定したところ。
でも、これらはすべて、親や先生がつくり上げた理想、期待を叶えるためのものでした。

会社に入って、自分自身が食べたくもないような料理を作り、売ることに罪悪感を感じ、世の中には資格がなくても自分より知識を多く持っていることを知り劣等感を抱きました。

自分は何のために存在しているのか。
そそくさと結婚して、良い妻になれば良い、良い母になれば良い。なんていうのも思っていましたが、家族だけにコミットしたところで、自分は何をしたいのか。そもそも自分と言うものは何がしたいんだ?と模索した時期がありました。

がむしゃらに興味があるところに学びに行ったり、新しい環境に飛び込んでみたり。そこで感じたのは、もっと自由で良いんだ。と言うことでした。

わたしの場合は、食と言う視点から、今までの価値観とは違う世界をのぞくことが出来、実家で当たり前だった料理や、食べもの、飲み物、食べ方までもが当たり前ではなかったこと、自分の体のためになっていなかったことを知りました。そこから日用品、衣服、また働き方、子育ての仕方、思考に至るまで、すべて新しい価値観があることに気づきました。

そこに気づいたことで、いまは様々な選択がとても楽になりました。
でも、まだまだ自分のエゴが出てきたり、周りの声や自分の今までの価値観に流されてしまいそうなことが多いです。この本を読み、改めて、自分と向き合うことの大切さを感じました。

■家庭で出来ること
・なぜ怒りたくなったのか考える
 ー子どもや旦那さんなどに怒りの感情が出た時、その原因(意図)と向き合いう。
 ー怒りではなく、他の表現でそれを出すことが出来ないか、また自分自身が望んでいないかを考える

・楽をしたいと思った時、本当は何を望んでいるか考える
 ー例えば、疲れて料理をしたくないから買ってくる。でも、ここに罪悪感を抱いているなら、何を大切にしたいのかを考える
 ー大切にしたいものを明確にしたら、完璧でなくても実践できる方法を考える

■今日からやってみること
・自分と向き合うための3つの方法をまず1ヶ月実践する

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