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ファンベースl管理栄養士の読書

これからの時代は新規顧客の獲得より力を入れるべきは、
ファンベースづくり。
良い人間関係を構築してこそ、幸福な仕事が出来る。

□ファンベース~支持され、愛され、長く売れ続けるために~/佐藤尚之/ちくま新書

□3つのエピソード
1.これからの時代に健康と幸福を得る方法
バブル時代の幸福は、お金や地位など、アドレナリンの出るようなものが幸福の価値とされていた。
でも、これからの時代、最もわたし達を健康にし、幸福を与えてくれるのは、『良い人間関係』
それは、家族、友人、コミュニティなど、様々な場面での人間関係において、良好な関係を結べることこそ最良の健康と幸福の源。

2.企業の本業
企業の本業は、売り上げを上げる事ではない。
『相手の課題解決を行い、笑顔をつくること』
これを行うためには、たとえ相手の顔が見えなくても、
商品やサービスを通じて良い人間関係を作ることが大切。
この輪を広げていくことこそが本当の社会貢献

3.なぜファンベースで成り立つのか
ファンは、価値を支持してくれる支援者。
一時的な興味ではなく、考え方や、価値観に同意して、
自分自身も同じような思いを抱いてくれる人。
そのファンを大切にすることで、
常に価値に指示してくれるし、共に成長しようとしてくれるし、
同じような価値観を持つ仲間を連れてこようとしてくれる。
日本人は自己肯定感が低いため、ファンであることに自信を持てない人が多い。ファンであることに自信を持ってもらい、ファンであることを楽しんでもらい、互いに良い関係を気づくことが大切。

□主婦のファンベース化
主婦がこのファンベースを活かすことで、家族との関係性がグッと上がる。
相手の問題解決をして、笑顔にすることを、意識する。
その為に自分だから出来ることは何だろう。と、考えることで、
無理なく関係性を良くすることができる。
決して、相手に尽くすことだけが問題解決ではない。
尽くすだけでは、疲弊してしまう。
家族を自分のファンにする!この想いで取り組んでいると、日々のやり取りにも変化が起こる。


□マイエピソード
結婚当初は、良き妻になろうと思っていました(笑)
自分の想像する、良き妻ってこんな感じかなぁ。というものに縛られ、自分らしさを失っていました。
その結果、ストレスは溜まり、思うような反応が返ってこないとイライラし、悪循環。

ある時から、良き妻の仮面を外しました(笑)

と、言っても、悪い妻になったわけではありません。
自分という存在を大切にしたのです。
わたしはこう考えている。わたしの頭の中はこうなっている。
ということを言葉にして、夫に伝えるようになりました。
最初は理解してもらえないこともあったり、意見が違うことはもちろんありましたが、今では、自分の考えなどにも興味を持ってもらえるように!!!
ある意味、ファン化ですよね。

何より自分が楽、そして、相手も相手から自分に歩み寄ってくれるため無理がない。ファンベース化はビジネスの分野でももちろん通用しますが、家族関係にも適用すると感じます。


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