密を避けて今年もひっそりと静かに日の出を迎えました。 ここ10年来、年末から年始にかけて天気が悪く直前まで雨が降っていたり 厚い雲の層に覆われてなかなか姿を見せてくれなかった初日の出。 今年はくっきりいつもより大きく赤々と輝いて見えた。 いつものお客様たちも7:15分の日の出の時刻に間に合わせて来始めた。 ジーっと初日の出を眺めるお客様。 カメラにこの瞬間を捉えようとするお客様。 それぞれの胸のうちにどんな思いや願いが込められただろうか、 そんなことを気にし
先様へのご挨拶用にと頂いた注文。 定休日とあいなってしまったがお客様のご要望にお応えして 昨日は休日返上。箱詰してお渡しすることができた。 少し多めに仕込んでしまったパン生地。 せっかくなので焼いてしまっていたら、朝9:00過ぎ「パンある?」と 定休日を知らないお客様からの電話。 休みであることを伝えた上で、「あんぱんならあります」と答えると 喜んで買いに来てくださった。 そんなこんなで昨日はその他にも別のパンの注文やラスク作り、 業者とのやりとり、建物の点検、 最後は取材(
ハニーメープル🍯 カナダケベック産メープルとハチミツ、バター、 間違いなくおいしい!と定評のあるパンです。 カナダケベック州からもコロナ以前はお客様が結構来てくれていた。 フランス語を話すのでフランス人かと訊ねると大抵ケベック州からの人たちだった。家族連れが多かったな。一年か2年おきに何度も来てくれた方たちもいてその時にメープルシロップをおみやげに頂いた事をこのパンを作るたびに思い出す。 そのおみやげを頂いた方はブラックオリーブの入ったB&Bというパンが好きだったのだが、僅
聞き慣れたと言うか、聞き覚えのある言語が聴こえて来た。 「你们好(ニーメンハオ)!」懐かしさについ言葉を発してしまう。 中国語も話せないのに、、、 コロナ禍以前、台湾、香港の方たちがこの店にも良く来てくださっていた。 ここは何処? と思えるくらい中国語が飛び交う時もあった。 その飛び交う中国語を聞いているうちに、挨拶程度の言葉と商品(パンの名前)くらいは少し言えるようになり、台湾語と香港語も少しは見極められるようになっていた。コロナ禍で海外からのお客様も来れなくなり
「久しぶり!」と人懐っこい笑顔で入って来た彼女。その後に続く彼の姿。 昨日の日曜日の事 広島カープのファンで毎年キャンプが始まると必ず来てくれていた二人。今年はプロ野球キャンプも無観客で行われたので流石に来ないだろう…と思っていたが来たのである。「覚えてます?」もちろん!覚えていますよ阪神ファン!「広島です。」そうだった、話す関西弁につい阪神!と答えてしまう。でもそれがこの二人に会う度の挨拶のようになってしまっている。「今年はキャンプは残念だけど、ここにどうしても来たくて
「新年快樂!」「 新年好!」「 새해 복 많이 받으세요 !」 旧正月、毎年この時期は台湾、香港、韓国と近隣のアジア諸国から たくさんのお客様がこの小さなパン屋に訪れてくれていた。 旧暦の大晦日になると「食パン」と「黄金芋のメロンパン」をお土産に買って帰った台湾人の夫婦や「また来たよ!」と再会を楽しみに来て下さる香港の方々、こんなご時世になり行き来も儘ならず、会うこともできなくなってしまったが皆さん元気で良い新年を迎えられたでしょうか、 <私はまた再び皆さんに会いた
あっあれはまさしく私の焼いたパン! 用事を済ませたついでにランチをと立寄った「楽園 CAFE」 ここにいくつかのパンを置いてもらえるようになって2ヶ月。 注文をしようとカウンターめがけて歩いていたその時、 目についた、テーブル席に置かれた皿の上のトースト。 私の「もずくブレッド」だ! カウンターでランチのカレー注文をしながらも気になって仕方がない。 初老のというかシルバー世代の男性が5、6人でテーブルを囲み コーヒーともずくブレッドのトーストを食べていた。
一通の手紙が届いた。 去年の年の暮れ、丁度クリスマスの頃だったかな かつてこの店へ何度か来てくれていたお客様からで 12月の始めに「パンセット」の注文があり、お届けした後だった。 パンが届きました。ありがとうの他に近況が綴られていた。 そこには、現在重い病気で闘病中で入院していること、 病床にてyamashitaのパンが食べたくて注文したこと 「沖縄へまた行きたい!」 「あの海の見えるテラスで、パンとピザ、タンドリーチキンを食べたい!」 そしてこんな私に
同級生が3人花を抱えてやってきた! 何事かと思ったが先週のことだったか何年ぶりかでやって来た彼女たちに 「もう何年?」と聞かれ、 まるまる10周年と答えていたのを思い出した。 「少し早いけどおめでとう!」と花を手渡された。 誰かにおめでとうと言われることなど予測もしていなかっただけに嬉しかった。 長く、この店を始める直前まで沖縄を離れていたので、 同級生との関わりはほぼなく 彼女たちともずっと親交を温めていたわけではない。 それなのに突然のサプライズ!