弱さを受け入れて生きる練習がしたい。
「弱さ」「強さ」に良い悪いはないけれど、弱さを受け入れてしなやかに生きられたらなぁと思っています。
最近、ありがたいことに多くの方から「GCストーリーの人」と認識してもらうことが増えました。そこでよく聞かれるのが「なんでGCストーリーに入社したんですか?」。まだまだ知名度の低い会社ですし、新卒2年目なことも影響していると思います。
「幸せに働きたくて…」と返していたのですが、うまく説明出来てない感が積もり積もってきました。言語化してまとめてみたら、自分の価値観と深く紐付いていました。
自分の弱さを受け入れながら成長できる組織で働きたい。
じっくりお互いの価値観を理解し合った結果、GCストーリーと手を取り合いました。今回は少しだけ、わたしの人生とGCストーリーのことをお話させてください。
「みんなが幸せな社会」にいなかった「わたし」
これまで生きてきて、大好きな人たちが「自分なんて…」とこぼす様子を見て胸が痛くなる経験が何度もありました。みんなそれぞれ違う輝きをもつ、素晴らしい人たちなのに。これは人生のあらゆる場面で起きている気がして、「みんなが自分の素晴らしさに気づいて幸せに生きられる社会にしたい」と考えるようになりました。
就活もその軸で進めていたのですが、次第にどこか違和感を覚えるようになりました。「みんなが幸せな社会にしたい」は嘘じゃない。でも、どこか苦しさを感じる自分がいました。そんな時友人に言われたのが、次のような言葉です。
「みんなを幸せに」と思っているのは本当に素晴らしいけど、「みんな」の中にみさきちゃんは入っているのかな。
最初は言われてる意味が分かりませんでしたが、もらった言葉を反芻しているうちに「えっ?」と衝撃を受けました。みんなの幸せのためならどんな働き方、どんな環境だって構わない。確かに自己犠牲的思考が隠れた就活をしていたと気づいたのです。苦しく感じていたのは、心がアラートを上げていたからでした。
気づいてからは押し留めていた心の声が溢れ出して、「今受けている会社、事業は惹かれるけど社風に不安がある…」「本当はメンタルに自信がない」などなど、自分の本音に向き合う必要が出てきました。
わたしはみんなの幸せを考える。でも、わたしの幸せは誰が考えてくれる?
自分が幸せでないと、周りの幸せを心から願えないのではないか?
そう思ったときに自然と「自分を幸せにする生き方をする」が最優先事項に上がってきました。そして、わたしにとっての幸せとは何か?を考えるようになりました。人生で最も幸せを感じた瞬間を思い浮かべると、
・誰かを心から思い、愛しているとき
・誰かの苦しみを和らげる手伝いが出来たとき
・その人がいきいきと輝く手伝いが出来たとき
でした。しかし、その幸せを心から感じるにはいくつもの障壁があることも見えてきました。
「嫌われたくない」「傷つきたくない」「出来ないと思われたくない」「見返りがほしい」「愛されたい」「特別でありたい」
「間違ってはいけない」「役に立たなければいけない」「人を傷つけてはいけない」「出来ないと一人前じゃない」「良い子でいるべき」
多くの場面で、自分の心の中のエゴや理性、自己攻撃する癖が、幸せを感じる妨げとなっていました。例えば、嫌われたくないからと相手に尽くしたり、見返りがないと不満に思ったり、「出来ない奴」と思われるのが怖くて挑戦すら出来なかったり。そう感じる自分にも「なんてダメな人間なんだ」と攻撃していました。
それらは時にひどく感情を揺さぶり心身の疲弊を引き起こすもので、心の弱さを感じました。弱さと向き合いうまく付き合って、心からの原動力で生きたい。その生き方がわたしにとっての幸せで、わたしが幸せであることが周りの幸せにも繋がるんじゃないか。「みんなが幸せな社会」には、本質的には一人ひとりのあり方が影響するんじゃないか。
ここに行き着いたときに、「自分の弱さを受け入れながら成長できる組織で働きたい」と思いました。それがわたしにとって自分を幸せにする一歩目だと思ったからです。
GCストーリーは「成長と貢献」の会社
GCストーリーは、一般的な会社と比べると少し変わった会社かもしれません。
事業は施工事業(看板事業、ソーラーカーポート事業)、介護事業、組織改善事業、と一見バラバラ。組織が大事にしている価値観は「貢献のための成長」「認識の範囲の拡大」「幸福の追求」などで、採用メッセージは「きれいごとをしようじゃないか」。インハウスエディターの身で言うのもなんですが、掴みどころのない感じがしますよね。。
その理由は、会社のビジョンにヒントがあります。
収益・事業の発展と、
幸せな組織づくりを同時に実現することで、
世界のモデルになる。
※ビジョン自体は最近出来たので就活時代はありませんでしたが、メッセージは受け取っていました。
要は「幸せに働きながら、しっかり稼げる」会社のモデルをつくりたい。どちらかに偏るのではなく、両立させる目的があります。GCストーリーの「幸せ」の定義は「自分の認識の範囲を広げ、そこに貢献するために成長すること」。代表の西さんが「何のために生きるのか?」の解としてたどり着いたのがここでした。
自分の成長は、自分だけのためでも、周りだけのためでもなく、自分が認識した範囲すべてに貢献するためのものであり、そんな生き方が幸せなのではないか?人生の目的はそこにあるのではないか?という考え方です。その考えが根本にあるので、事業の領域も「自分たちが認識しているかつ、リソースを考慮しながら貢献できそうな範囲」になっています。(詳細は割愛します)
きれいごとに聞こえるかもしれませんが、その考え方に共感した人たちが集まった組織です。よく感じよく考える、心根のいい人たちの集まりだと思います(多様性はあるけどベクトルは揃っているのが面白い)。
弱さを受け入れて生きられる場所
面接や面談を繰り返す中で、GCストーリーの考え方とわたしが持つ「自分と周りのために成長したい」がすり合ってきました。幸せにしたい対象にまず自分を含め、周りに広げていく。成長はそれらに貢献するための手段。しかもGCストーリーの「成長」は「垂直的成長」と「水平的成長」を指していて、いわゆるスキル面とマインド面両方の成長を重視しています。
(引用元)
弱さを受け入れ、向き合うための環境も整っていました。それが組織にいる人の垂直的成長に繋がるからです。メンバーが自分の弱さを自己開示出来る強さを持っていて、それを受容する心理的安全性がある。「一人ひとりのあり方により組織が変わる」という考え方が浸透していて、個人と組織が一緒に成長していけそうだと面接や面談を経て感じました。
「自分の弱さを受け入れながら成長できる組織で働きたい」
これが、わたしがGCストーリーに新卒で入社した理由です。うまく伝わったかは分かりませんが、自分の弱い部分と向き合い葛藤しながらわたしは幸せに働いています。自分の弱さを受け入れ、心からの原動力で生きる生き方、働き方をこれからも続けていきたいと思います。
長々とお付き合いくださり、ありがとうございました!
▼GCストーリーでは一緒に働く仲間を募集しています~。少しでも気になった方はぜひお話しましょう!(今は法人セールスと経営企画を募集中です)
▼入社してからの12カ月を振り返ったnote(長いのでご注意を…)
ここまで読んでいただきありがとうございます! いただいたサポートで、自分へご褒美あげたいなと思います。