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subarasikiai
その㉚『バックギャモン』
日本でマイナーではあるが、「バックギャモン」は世界的に有名なボードゲーム。それをファミコンディスクシステムに移植、さらにドラクエシリーズで有名な、あの故・すぎやまこういち氏が監修と音楽を手がけたのがこのソフトである。実は氏は、日本バックギャモン協会会長だったのだ。スゴいゲームなんだよ!!
音楽だけではなく、プレイ感覚も抜群。有名なゲームだけあって、様々なハードで遊ぶことができる本作。スイッチの「アソビ大全」でもプレイできるが、うーん……「バックギャモン」の遊び心地だけで言えばファミコン版が一番だなあ。
アナログでも遊ぶが、ルールはファミコン版で覚えた。あとから知ったけど、江戸時代には「盤双六」(ばんすごろく)という名前で流行していたそうな。サイコロを使って黒と白が戦うシンプルで面白いゲーム。こんなソフト、流行らないわけが……。
……と思ったら、誰も知らねえ!! まず「バックギャモン」の知名度が低い。さらにディスク片面ソフトとして、ひっそりと発売された本作。ああ、もったいない!! このソフトを話題にしたときの大抵の反応は……
「ああ、ディスクシステム? 聞いたことあるよ。バックギャモン?? 何それ」 である。
原作は世界中で有名、遊び心地バツグン、グラフィック秀逸、ルールはシンプル、監修と音楽はすぎやまこういち氏……どうして誰も知らないんだ。すぎやま氏追悼のためにも任天堂は、責任持ってこのゲームを復刻してください!! 少なくとも、私が死ぬまでに……。遺言で戒名を、「抜苦羯門(ばっくぎゃもん)」にしておこうかなあ、念のため(勝手にしろ)。
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