オーストラリアのことを少し・・・
癒しや自分を整えることにフォーカスしだしてから
自分が住んでいるオーストラリアという土地を意識する機会が増えたり、
思わぬところで先住民のアボリジナルの方々と知り合うことができました。
まだ多くを知っているわけではないのですが、
このブログでは
オーストラリアの先住民の方々や、
その文化や思想は欠かせない要素です。
ということで、
今日はオーストラリアの先住民の方々(indigenous people)について少し触れようと思います。
まず驚きなのはアボリジナルの先祖のこと。
CNN World (2016)によると、、、
新しいゲノム研究により、アボリジナル・オーストラリア人が地球上で最古の文明であり、その祖先はおよそ75,000年前に遡ることが明らかになりました。
*ゲノムとは生物の全遺伝情報のこと
*アボリジナル・オーストラリア人とは、トレス海峡諸島の民族的に異なる人々を除くオーストラリア本土とその多くの島々に住む様々な先住民のこと
以前は「アボリジニ」と呼ばれていましたが、現在ではその呼称はオーストラリアの植民地時代の人種差別的な歴史を連想させ、多様な背景を持つ人々を一つのグループにまとめてしまうため、一般的に無礼な呼び方であると認識されています。そして「アボリジナル」や、可能であれば、その人のクラン(言語や親族システムで分けられた地域の名前)や部族の名前を使うことが推奨されています。そして、先住民はアボリジナルの人々と、大陸の北にあるトレス海峡諸島の人々の両方をさす言葉です。(SBS NITV より)
世界最古の文明を持つアボリジナルの人々は大陸外から侵入してきた人々によって土地や子どもを奪われたり、奴隷として働かされたりと辛い時期を過ごすこともありましたが、現在まで文字を使わずに壁画や絵、口頭口伝で文化や教えを受け継いできました。
オーストラリアの象徴とも言えるエアーズロックことUluru(ウルル)。
世界で2番目に大きい一枚岩です。
(世界一大きい1枚岩もオーストラリアにあります)
Uluruはアボリジナルの人々にとっては神聖なる岩。
以前は観光客が岩を登ることができましたが
アボリジナルの人々にとって聖地であるUluruは
一部の祭司以外は登山が認められていなかったので、
観光客がウルルを登ることは快く思われていませんでした。
そのため2010年8月に観光客による登山は廃止されました。
広大な土地
赤土
独特な特徴を持つ緑の草木
自然から湧き出るパワーが溢れる大陸
オーストラリア。
歴史も、
住んでいる環境も、
自然の恵も
景色も。
アボリジナルの人々と私たち日本人とでは
何もかもが違う気がしますが、
実は
『自然には神が宿る』『全てのものに神が宿る』とする
日本古来の神道の考え方をもつ日本人と、とても似たスピリチュアルマインドを持っていたりといくつか共通点があります。
この共通点、ものすごく興味深いのですが
今日はこの辺りまで。。。
続きをお楽しみに♪
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