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いわゆる公立小中学校の授業のもやもや。

最近、身近な人から聞く公立小中学校における「オンライン授業に関すること」について考えた。
今、学校では一人一台端末となっている中で、「限定利用」や「利用不可」の問題が発生している地域があるようだ。限定利用とは、○○に限ってオンライン授業に参加できる、できないと学校が決めるということ、利用不可はこの教科は配信ができませんとか配信が難しいなど学校側の様々な理由。
地域によるが、公立の学校に多様な学び方が存在していないこと、子ども達の事情を考えられない学校の余裕のなさをしみじみと感じる。

公立小中学校の授業を見学する機会がいくつかある中で、そもそも、本当に地域限定かもしれないが、一方通行の授業が多いことに気が付く。教員からの発信のみ、ということだ。よく子どもたちは我慢しているなと感心する。先生には申し訳ないが、退屈で集中力に欠けてほかのことをしてしまう子どもたちに同情する。多くのオンライン授業もまた対面授業と同じく「ただ配信している」だけである。
 少し不思議に思うのは、保護者の中にはそんな授業であっても参加できることの意義を感じていること。

 子どもがいきいきと先生の言葉を聞き、先生が子どもたちの言葉を受け止める。交互にやり取りをしながら、学ぶことの面白さを知っていく・・・学校は子どもたち一人ひとりを大切に、安心安全のより良い人間関係が構築され、未来への希望を持てる場所であってほしい。人が育つ環境は大切だと思うからこそ、ソーシャルワーカーとしては何とかならないかと思っている。

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