ヨーロッパ生活で子供の頃感じていた『楽しい感覚』を思い出した話
こんにちは!現在ヨーロッパではEURO2024のサッカーの試合があり、ヨーロッパ各地からドイツに来て試合を応援している方々を見かけます。
私は残念ながらサッカーについては皆無であり、学生の頃は熱狂的な野球ファンだったのですが、街中の人々がサッカーで盛り上がっているのを見て私も嬉しくなりました。
2週間前は30℃を超える暑さで、アイスクリームと水と扇風機が3点セットの必須アイテムだったのですが、今週の朝方は10~15℃前後まで下がり、日中も20℃を超える日があまり無く、今年はなかなか夏らしい日が来ず長袖が手放せません。
話は変わりますが、先週ローラースケートの初心者用のコースを受けてきました!実は2年前にも一度受けたので今回が2回目だったのですが、かなり楽しかったです。
おそらくヨーロッパでは公園や地面が平らな道でローラースケートを楽しむ人が子供だけでなく、大人も多いので公共の場で安全に滑れるように初心者用のコースを設けているのだと思います。
まずはスケートの履き方や、安全な転び方をみっちり教えてもらいました。
身体の前に重心をかけて滑り、頭を打ったり尻もちをつかないように、サポーターで守られている膝から転けるのが正しいようです。
その後は立つ練習をしたり、片足ずつ滑る練習をしたりして基礎を身につけ、コースが終わる頃には体育館内を自由に滑るといった流れでした。
コースが全てドイツ語だったのでほとんどインストラクターの動きをビジュアルで真似をするしか無かったのですが、2年前に受けた時よりかは説明の内容が理解できたので嬉しかったです。
ローラースケートは小学生の頃に祖父母に買ってもらい、たくさん公園や家の付近で練習したのを覚えています。あれからもう20年以上経ちましたが、案外まだ身体が感覚を覚えていたようで、おぼつかない感じではありましたが楽しく滑る事ができました。
ドイツに来てからは、生活環境が日本と違うからなのですが、街中で友人とご飯に行ったり買い物をするよりも、公園や森など自然に囲まれた場所にいる事が増えたので、ふと何気ない時に、幼少期に育った滋賀のことを思い出します。
私が幼少期に住んでいた場所は、滋賀の中でもかなり田舎だったので、車がないとスーパーにも行けませんでしたが、友人家族と一緒に琵琶湖で泳いだり、父親とカブトムシや蛍を捕まえに森や川沿いに行ったり(今ではとても虫に触れませんが笑)、近所に住む祖父母の家に遊びに行ったりして楽しかったのを覚えています。
小学校中学年の時に、父の仕事の関係で都会寄りの別の関西圏に引っ越ししたので、子供の頃に田舎と都会の両方の暮らしの良さを体験できたことは良かったなと思います。
幼少期の頃、学校の休み時間や放課後遊んでいる時に『楽しそうだからやってみたい』と思うことがたくさんありましたが、残念ながら大人になるにつれて私の中から好奇心が薄れてしまったり、やりたくても人目や失敗した時の事が気になりチャレンジできない事が増えてしまっていました。
以前にも書きましたが、30歳でヨーロッパに移住してからは、日常生活において日本で当たり前に出来ていた事が簡単に出来なくなり、移住して3年弱経った今でも未だに些細なことで苦戦する毎日を送っています。その為、逆にどんなに些細なことでも何か出来たら素直に喜べたり、周囲への感謝の気持ちを持てるようになりました。
そして今では失敗を気にせず、やりたいと思った事を見つけてやってみる事が幸福度UPに繋がるんだなと思えるようになりました。
公園を散歩していると年齢を問わずカラフルで綺麗なワンピースを着ている人を見かけたり、少し肌を出した服を着て夏を楽しんでいる人を見かけます。
自分自身の気分が上がるような服装を楽しんでいる人たちを見て、私も嬉しい気分になります。^^
ヨーロッパの夏はあっという間なので他にもやりたいことを見つけてどんどんやっていこうと思います。
ローラースケートは日本に帰った際にもやりたいので、日本でスケートを買って滋賀に住む祖母の家に遊びに行った際に練習しようかなと思います。^^